先日(9月23日)、私のところにウイルスの発生を知らせる電子メールが来ました。 結論から言うと、そのメールの内容はまったくのデマであり、ウソの情報でした。 蒲田屋は仕事柄、毎日コンピュータを使い、毎日インターネットの情報をある程度チェックしているので、それがデマのメールであることにすぐ気が付きました。 しかし、送ってきた友人は、それほどコンピュータやインターネットを頻繁に使っているわけではなく、おそらく、デマが流れている事を知らなかったと思います。 また、文面やメールヘッダを見ると、かなり多くの人の手を経てきたことや、さらに多くの人に転送されていることがわかりました。 そして、もう一通、そのメールがデマウイルスのチェーンメールだということを知っていた人による「それはデマです」という注意のメールも届きました。 このメールも、デマのメールが転送された人すべてに送信されていました。 この状況は、すでにデマを流した人の望む通りになってしまっています。 ウソ情報とそれを否定する情報の拡散。これは、インターネットの正常な運用を妨げるものです。 こういったケースへの正しい対応は、無視することです。 実際にそんなウイルスはないのだから、友人や知り合いに転送する必要はありません。 また、「それはデマだ」という指摘のメールは(気持ちはわかりますが)、それ自体がチェーンメールになってしまうので、控えましょう。 今回、どちらのメールも自分の知り合いから来たことに多少のショックを受けました。 今まで、話には聞いていましたが、実際に自分の身の回りで起きると、やはり動揺を隠せません。 そこで、私にできることとして、この Web Page 上で、呼びかけておきたいと思い、急遽、このページを作りました。 これを読んだ人が、デマウイルスの情報に惑わされたり、チェーンメールの手助けをしてしまうことのないように願っています。
一つ、誤解のないように言っておきたいのは、このページが、デマを信じて警告を発した人や、それがデマであることを指摘した人を非難するものではないということです。 今回のような、デマウイルスのチェーンメールは、人の良心を利用するところが悪質なのです。 結果としてはチェーンメールになってしまいましたが、こういったことをした人の良心は非難されるべきではありません。 |