4月30日(金): |
[ラグナ話]
今日は WIZのギルドで枝祭りがあったので、かなり久しぶりに長時間接続(と言っても 3時間弱)。
で、モンクの人が装備してたナックル系武器のクロー。

蒲田屋は真っ先に「ウォーズマンだ!」と言ってしまったんですが、若い衆にはイマイチ通じず。
「ウルヴァリンならわかる」「せめてバルログ」という意見が。
ジェネレーションギャップ、というか、普通にトシを感じた瞬間。
イラクで人質になってた今井氏の記者会見。
あそこまで言っといて、「そ〜ぉなんですよ川崎さん」という合いの手を入れないのは片手落ちだと思います。
何事も多面的(という建前で悪意を持って)見てる蒲田屋ですが、下のネタを自分で読み返してみて思いました。
もしかして、「常識 = 昨日までの事実 ≠ 今日の事実」って意味で間違ってないんじゃないか、と。
でも、それだと例のコピーは、わざわざ「昨日までの」「事実」という言葉を使ってる以上、「常識にとらわれるな」というニュアンスよりも、まさに「目の前の事実を認識しろ!」というメッセージが前面に出てることになりますよね。
「昨日までの事実にとらわれていたら = 今日の事実を受け入れられなければ」と置き換えられるわけですから。
(そもそも、「昨日までの事実 = 常識」というのは少し無理がある定義のような気もしますし)
でももし、本当にそうだとしたら、とんでもなく人を馬鹿にしてるわけですよ。
保守的な人間は
目の前で起きてることすら受け入れることができない、
なんて言ってるわけですから。
ということで、やっぱりあのコピーは不可という結論で。
また屁理屈こねてると思ってる皆さん、世の中にはこれぐらい言葉にこだわってうるさい人間もいるんですよ、と。
とても言葉にこだわりがあるとは思えない誤字脱字(特に同音異義語多し)、正しくない助詞、意味通じない文法、タイプミスだらけの日記を公開し続けている、自称ライター兼編集者(別にタダの人なら突っ込まないんだけどね)の Dr.某に一番言ってやりたいのだが、ワケあって言えないのでこんなとこに書いてごまかしてみたり。
てゆーかさぁ、普通、誰でも自分が書いた文章一度ぐらいは読み返してみたりするんじゃないの?
蒲田屋でさえ少しはしてるし、1週間前の雑記でも誤字とかタイプミスとか見つけたらその場で直す勢いなのに。恥ずかしくて。
いやしくも物書きを名乗るなら言わずもがな。
(100字ちょっとの文章の中に、「水筒」の意で「水痘」と 3回も書かれていたのには、ある種のカルチャーショックを禁じ得なかった(他にタイプミスもあり)。もう対菊川玲的なノリで目が離せない)
久しぶりにテレビCMネタ。
日本テレコムのテレビCM。
それの「通信会社から、ネットワーキング・パートナーへ篇」という
何の捻りもないタイトル
のバージョン。
その中で流れるナレーション「昨日までの事実にとらわれていたら人は進化しない」というくだり。
これ、かなり「それっぽくカッコいいこと言おうとして大失敗してる」パターンじゃないかと。
普通、予想もしないことが起きて、それにうまく対応できない場合の典型的な会話はこうです。
A: そんなバカな! こんなことはあり得ない!
B: 目の前の事実を認識しろ! 実際に起きてるんだ!
そうです、普通とらわれるのは「常識」や「固定観念」であって、物事に柔軟に対応するためには「事実」を受け入れる必要があるわけですよ。
それを、「事実にとらわれていたら...」というのは明らかに変。
事実をも否定して
脳内世界の法則
にでも頼れと言うのでしょうか。
まったく、恐ろしいコピーです。
一応、その後に「毎日常識を覆していかないと」とは言ってるんですけどね。
なので言いたいことは分かるんだけど、結果的に前の文章と矛盾してます。
確かに物書きは同じ単語の繰り返しを避けるので、違う言葉を使いたいという気持ちはわかるんですけどねぇ。
やりすぎちゃいけませんよ、まったく。
...って、こんなとこに突っ込むのって、やっぱり普通の人は揚げ足取りとか重箱の隅突付きとか思うんでしょうか。
いや、それならまだ良くて、下手すりゃただの因縁つけるための屁理屈ぐらいに思われたりするのかもしれません。
でも、個人的には、「いや〜、バブル時代はウハウハだったよ。バブルだけに、
まさに濡れ手で泡、
って感じ〜?(笑)」とかって得意げに言い放つのと同じぐらい恥ずかしいと思うんですが。
「濡れ手で粟」だってば。
まぁ、今後の新バージョンのCM で汚名挽回してもらいたいものですね。 |