そりゃまぁ…マクドにも行きますよ。

せっかくの海外なんだし「飯をかんたんにマクドですませる」っていうのもどうかとおもうんだが、海外のファーストフードは日本とメニューやシステムが違う場合も多く、そこを利用する人たちの習慣も独特だったりして興味深い。

上海のマクドナルドはパイ(日本でのアップルパイ)が「オレンジパイ」や「バナナパイ」に毎月変わったり、新製品や季節商品も日本と大きく異なり毎回食事とは別のオヤツについつい入ってしまう(そして太る)。
店内ではあきらかにマクドの商品以外(肉マンや串焼きなど)を食べている人も多いが、混雑時で無ければそれほど注意されない様だ。食後に使用したトレイや食べカスなどは自分で片づけず、そのまま帰れば店員が片付けてくれるというのも特長。値段は日本に比べて全体的に安い。

今回(05年1月末)では春節(中華正月)を意識したメニューやハッピーミールが展開されており、新製品として「珍宝三角」なるブリトー風のものが新製品だった。
玩具者として、アジア色たっぷりのハッピーミールはぜひゲットしたかったものの、入った店では品切れだった為断念。
(ウサギのデザインがかなりかわいい)

春節メニューのメインは「牛肉招財バーガー」なるもの。
形が楕円形で味的にもロッテリアの「リブサンド」を甘めにしたもの、以前日本でも売っていた「マックリブ」とは別物。
肉が柔らかいのも特長。

同じく春節メニューの「紐紐薯条」はカーリーポテト。
アメリカなどではけっこうメジャーなメニューでカリカリしてうまい。
味は香辛料の風味が少しするが、ほぼ塩味。
ときどき中に普通のポテトも混ざっているのは御愛嬌(立ち食いそばやでソバにうどんが混ざるような感じ?)

新製品の「珍宝三角」はトルティーヤにレタスや肉がくるまれた物で「カルビビーフ」と「ブラックペッパーチキン」の2種類。どちらも甘ダレとマヨネーズの風味でテリヤキバーガーに似た味だが、チキンの方がピリカラ。

どちらも中に焼きおにぎりのようなゴハンが入っており、サクっとした食感や、もっちり感がありうまかった。
となりの席で同じ物を食べていた白人(ヨーロッパ系)が、眉間にしわを寄せながら自分の手に持った「珍宝三角」を怪訝そうに眺めていたのが面白かった。