| おやぢの軍事機密 |
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君は痔になったことがあるかね? それは3年以上前のことだ。私は某会社の某プロジェクトのため、安住の地であった長野県松本市から、東京に出張の身となった。当時、有り金はたいてパソコンを購入したばかりであったため、なんとしてでも週末はうちに帰りたかった。そして毎週金曜の晩になると特急あずさ号に飛び乗り、土曜1日と日曜の半日を松本で過ごし、またあずさに乗って東京へ戻るという生活を繰り返していた。 片道の所要時間は約3時間である。その間、ほとんど座りっぱなしであった。また、仕事が仕事であったので(一応プログラムを・・・あぁ、情けなくてこれ以上書けない・・)、普段も座っている時間が長いのである。 そんなある日、風呂に入っていて、何気なくおしりの穴をさわってみたら(・・・・)、なんだか得体の知れぬ異物感があるぢゃないかっ!
触感だけに頼っていてはことは進まぬ!「鏡よ鏡よ鏡さん、これはなぁに?」(気分はお姫様だが、やっていることはキョーレツだな)そこにアタシが見たものはっ!
そこには今まで見たこともないような物体Xが。アタシは怖くなった。今までこんなもん、見たこと無いぞ。もしこれが別の生命体で、もぞもぞ動き出したらどうする?? 想像力豊かな双子座の星が災いして、いろんな事が頭を駆けめぐった。とにかく見てもらった方がいいな。。。。でも誰に見てもらうんだ?こんなもん!
アタシは悩んだ。でも悩んでいるヒマはない!!レディのけつの穴にこんなものが付いているなんてもってのほかだ!!そうだ!あそこがいい! アタシは不安な気持ちを露にしつつ、おばちゃんに説明した。おばちゃんは「うん。うん」と言いながら聞いてくれた。そしてやおら大きめの本を取りだし、ページをめくる。
おお! まさにその通り!!「そーです!こんな感じです!!」動揺を隠せないアタシ。
ガーーーーーーーン!!ウワサには聞いていたが、まさか自分のみに降りかかるとは・・・。そう。長時間座り続けたりしたときに、肛門付近の静脈血が鬱血し、固まりとなるアレ・・つまりイボ痔だったのだ。ショックを隠しくれないアタシに、おばちゃんはにこやかに説明し、予防策などを教えてくれた。その場でいくつかの薬を購入し、アタシは闇から闇に葬り去るしかないと決心したものだ。 その後、東京に戻ったアタシは有ることに気が付いた。そう。出先の会社には「ナショナル・ビューティートワレ」が付いていたのだ。(自社製品にはなんでも"パナ"が付く会社だもん)血行をよくするのが一番なんだよ。コレには。だからそれからというもの、愛用させてもらった。幸いなことに痛みを伴わない初期状態だったので、次第に物体Xはなりを潜めてゆき、気が付いたらなくなっていた。(あ〜、よかった!) しかし、治癒には半年以上かかったと思う。その間にアタシは転勤になってしまい、今ここにこうしているわけであるが、諸君、
以上をもって機密第1章を終わりとする。くれぐれも機密保持に努めることだ。いいな?
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