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毎度ヘロヘロしながら水やりに励み、暑いのが苦手なハーブの鉢を移動させ、それでもタイムを枯らし・・・の夏が今年もやってきました。

当空中庭園には水道がありません。 集合住宅のベランダなのでいかんともしがたいです。 某偉い先生のベランダ園芸の講座では「水道がありません」と言ったら、すげなく「不可能です」と言い切られてしまうありさまでした。

まあ実際は水道ナシで長年やってきたので、不可能でないことはわかっているのですが、常に、特に夏場には、水やりをもっと楽にしたいと思っているのですが、室内の水道からホースで引くとしても、長く太いホースを巻き取って収納する場所もありません。

今年はやっと念願の、自分でクルクルまとまる細いホースの充分な長さのものを見つけて取り寄せてみたのですが、クルクルの力が強すぎてわたしの力では伸ばせなくて、あえなく返品となってしまいました。

結局は・・・相変わらずジョロをぶらさげて、水道とベランダの往復をせっせと繰り返すのでした。

タイム危うし
今年も危うくなってきたタイム
超強力なクルクル
超強力なクルクル
虫除けのランタン
虫除けのランタン
夏の庭仕事の悩みのもう1つは蚊に刺されること。 虫はわりと平気なほうなのですが、蚊の飛びまわる羽音だけはたまらなくいやです。 何よりもとてもかゆいですし、跡が残ってしまうこともあります。

ハーブに虫除けの効果があるという話題はよく聞きますが、蚊除けに効果があるといわれているハーブもあり、蚊が嫌う成分のシトラール、シトロネラール、シトロネロールなどの成分を含むものが当てはまります。 例えば蚊連草はシトロネロールを多く含むように改良されたローズゼラニュウムです。 レモングラスはシトラールを、よく似たシトロネラはシトロネラールを多く含みます。 こられは殺虫成分ではなく忌避成分、つまり蚊を近寄せないという効果を期待するものです。

でも、レモングラスを一鉢作っているくらいでは、蚊はびくともしません。 そこで夕方の作業にはシトロネラの匂いのろうそくを灯してみたり、エッセンシャルオイルのスプレーを使ったりしています。

ろうそくと同じく、アロマライトやポットにエッセンシャルオイルを揮発させて漂わせても忌避効果があります。

オイルの種類はシトロネラ、レモングラス、レモンユーカリ、ゼラニウムなどが向くと思います。 どれも柑橘系の匂いのするものです。 ただし、光毒性のあるもの(レモン・ビターオレンジ・ライム・グレープフルーツ・ ベルガモット等)は肌につけての外出に向かないので使わないほうがいいです。 最初から数種のエッセンシャルオイルを蚊除け用にブレンドして売られている便利なものもあります。

エッセンシャルオイルでスプレーを作るなら、0.25〜0.5%くらいの濃度で充分効果だと思います。 (絶対に1%を超さないでください) 一般的な滴下瓶の1滴は0.05mlなので、10mlに対して1滴入っていれば足りるわけです。 わたしは無水エタノール少量に精油を溶かしてから精製水で薄めていますが、エタノール (アルコール)で刺激を感じるなら、精製水だけにして使う都度よく振り混ぜて使うようにするといいです。

どんな使い方でも、嫌な匂いだと感じたり、頭痛がしたり気分が悪くなったら、すぐに使用を中止してください。

これらの方法は、あくまでも忌避するということなので、絶対に刺されないようにしなければならない場合にはやはり殺虫成分を含んだ蚊取線香などを使わなければ難しいです。 スプレーも効果は穏やかで継続時間は短いです。 草地でのバーベキューなでどは無理だけど、ベランダでの作業くらいなら・・・というところでしょうか。

※エッセンシャルオイル=精油・・・アロマテラピーで使われる、天然の植物から抽出された芳香物質です。 たいへん濃度が高いので、細心の注意を払って扱う必要があります。 必ず薄めて使うべきものですから、直接肌につけたり飲んだりしないでください。 芳香成分だけが濃縮されたものですから、生のハーブと全く同じというわけではありません。 くわしいことははエッセンシャルオイルを販売している専門の販売員に相談してみてください、目的の用途を話せば向いているオイルや使い方も教えてもらえると思います。

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