投稿する人のために


 Strix(野外鳥類学雑誌)は野外鳥類学および自然保護に関する総説,原著論文,短報などを掲載する.原則として和文誌とする.


投稿資格:投稿者は原則として日本野鳥の会会員とし,団体名(支部など)ではなく,個人名で投稿する.論文が掲載された場合,Strix誌 1冊を贈呈する.著者が複数の場合は投稿責任者に 1冊贈呈する.


原稿の書き方:原稿はワードプロセッサーでA4版用紙に40字×20行で,行間隔を十分あけて印字する.英文はタイプライターあるいはワードプロセッサーをもちいてA4版用紙にダブルスペースで印字する.原稿は,テキストファイルの形で印刷所に送るため,テキスト形式でファイルを保存できるワードプロセッサーを使用することが望ましい.手書きで投稿する場合は,A4版横書き用400字詰め原稿用紙を使用する.


報文の構成:原著および総説の構成は次のとおりとする.

和文の場合:表題,著者名,所属および住所,本文,謝辞,和文要約,引用文献,英文表題,英文著者名,英文所属および住所,英文要約,英文キーワード

英文の場合:表題,著者名,所属および住所,本文,謝辞,英文要約,引用文献,和文表題,和文著者名,和文所属および住所,和文要約,和文キーワード

短報の構成は表題,著者名,所属および住所,本文,引用文献,英文表題,英文著者名,英文所属および住所,英文要約,英文キーワードとする.和文要約は不要である.

原稿の第 1枚目は表紙とし,次の事項を記入する.上半分に表題,キーワード,本文の原稿枚数,表,図,写真の枚数,下半分に投稿者(2名以上の場合は責任者)の氏名,住所,電話番号,もしあればFax番号,E-Mailアドレスを記入する.そして,原稿の 2枚目以降から改めて表題,著者名の順で書きすすめる.

本文:本文は,「はじめに」「調査方法」「結果」「考察」(もしくは「結果および考察」)の順に書きすすめる.短報の場合は項目をわける必要はないが,この順序にしたがって書きすすめる.
「はじめに」では,その研究にどのような意義があるのか,どうしてそのような研究を行なったのかなどについて書く.もし同様な研究がすでに行なわれている場合は,今までどのようなことが明らかになっていて,どのようなことがわかっていないのかについて概説する.「調査方法」では,調査を行なった場所がどのような環境なのか,いつからいつまで,どれくらいの頻度で調査を行なったのか,どのような方法で調査を行なったのかについて書く.「結果」「考察」では,調査でわかったことを簡潔に書き,その結果と文献資料から,考えられることを考察する.重要な調査結果については図や表で示す.具体的なデータが重要な場合は表で示すが,それ以外の場合はできる限り図にする.それは図の方が一目でわかりやすいからである.

生物名,単位など:動植物の和名は原則として片仮名書きとし,学名には下線を引いて,イタリック体の指定をする.学名は 1回目にその種が出てきたときに書き,2回目以降は書かない.また,同じ属名の種が続く場合は,2種目は属名を省略する(例:マナヅル Grus vipio,ナベヅル G. monacha).計量の単位は,km,m,cm,ha,mlなどCGS単位をもちいる.

引用文献:本文中での文献の引用は,著者名(年号)あるいは(著者名 年号)とする.引用文献は,本文中に使用されたものにかぎり,かつ引用されたものすべてを記載する.可能な限り原典にあたり,孫引きはさける.文献の配列は著者名のアルファベット順とし,同一著者については発表の年代順とする.各文献は次の形式にのっとり,下記の例にならって記載する.
雑誌の場合:著者名. 発表年. 論文表題. 掲載雑誌名 巻:ページ
1巻の中がとおしページになっておらず,号によって違っている場合には,巻とページのあいだに号数を括弧でくくって入れる.巻がなく,号だけしかない雑誌の場合は,号数を括弧でくくって示す.
単行本の場合:著者名. 発表年. 表題. 発行所, 発行地.
例)Ueda, K. 1993. Effect of neighbours: costs of polyterritoriality in the Fan-tailed Warbler Cisticola juncidis. Ecol. Ethol. Evol. 5: 177-180.
上田恵介. 1996. ヨシゴイはなぜ集団で繁殖するのか:巣場所選びと繁殖成功. Strix 14: 55-63.
上田恵介. 1987. 一夫一妻の神話:鳥の結婚社会学. 蒼樹書房, 東京.

図および表:図および表は,1枚に 1点ずつ,A4用紙をもちいて作成する.図は直ちに製版できるように作図する.質の悪い手書きなどの図は使用できない.図は縮小されて印刷されることが多いので,線や文字は太く大きく作図する.図表の説明は,和文と英文の並記,あるいは英文のみとする.表の説明は,表の上に書くが,図の説明は別紙にまとめて書く.


原稿の部数:原稿は 3部作成し,そのうち 2部を投稿し,1部を著者の手元に保存する.図表は,投稿時にはコピ−を原稿とともに 2部送付する.原図とフロッピーディスクは修正稿送付時に送付する.


別刷:原著論文,総説,短報は1論文につき50部単位で別刷をつくることができる.作成に必要な費用,送料は著者が負担する.別刷の希望部数は,校正刷の第1ページ目の右上に朱記する.


校正:原則として初校の校正は著者が行ない,再校以降は,編集者が行なう.著者校正は,印刷上の誤りについてだけ行ない,内容や図表の変更は認められない.
原稿の送り先:〒191-0041 東京都日野市南平2-35-2 財)日本野鳥の会研究センター.


原稿の締め切り:原則的に 8月31日を次年 3月発行の巻の締め切りとする.


原稿の受けつけおよび受理:原稿は,直ちに印刷のできる状態になっている場合に限って受けつける.論文の内容は,編集者および校閲者によって校閲され,修正の必要がある場合には著者に原稿の訂正を依頼する.論文受理の日づけは,編集者がその論文の掲載を認めた日とする.