初級シスアド'00/04は,斎藤末広氏
http://www.mirai.ne.jp/~suehiro/ が出されている宿題を再編集したものです。
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000403
ある販売店では,年間の購入金額によって客層を区分し,この顧客区分に従っ
て割引率を設定している。1 年間の販売実績が次のような形式のレコードで売上
日の順に記録されているファイルがあり,会計年度末において顧客区分の見直し
を行う。その際に必要となる帳票の作成方法として,適切なものはどれか。
┌───┬───┬──┬───┬───┬────┬──┬────┬──┐
│売上日│顧客ID│顧客│割引率│商品ID│希望販売│販売│希望販売│販売│
│ │ │区分│ │ │ 価格 │数量│価格合計│金額│
└───┴───┴──┴───┴───┴────┴──┴────┴──┘
注 希望販売価格合計=希望販売価格×販売数量
販売金額=希望販売価格合計×( 1−割引率)
ア 売上日をグループキーとして販売金額の集計を行い,販売金額の順に帳票
に印字する。
イ 顧客 ID をグループキーとして希望販売価格合計の集計を行い,希望販売
価格合計の集計値の順に帳票に印字する。
ウ 顧客区分をグループキーとして希望販売価格合計の集計を行い,希望販売
価格合計の集計値の順に帳票に印字する。
エ 販売金額をグループキーとして販売金額の集計を行い,販売金額の集計値
の順に帳票に印字する。
解説
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000404
基幹業務システムの改革を目標としてプロジェクトを推進するとき,テスト段
階になって仕様の不具合が判明し,作業の大幅な手戻りが発生することがある。
要求仕様の作成段階でのシステムアドミニストレータの姿勢として,手戻り発生
の原因となりうるものはどれか。
ア 現場の要求を漏れなく取りまとめ,優先順位を付けて情報システム部門へ
提示した。
イ 情報システム部門に要件のポイントを伝え,要求仕様の作成からの作業は
情報システム部門に任せた。
ウ 要求仕様が正しいか,うまく機能するかどうかを,情報システム部門と連
携しプロトタイプで確認した。
エ 要求仕様はユーザ主体で作成し,画面や帳票などの外部仕様はユーザ側で
決めた。
解説
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000405
レグレッション(退行)テストの説明として,適切なものはどれか。
ア 修正した内容が今まで正常に動作していたほかの機能に影響を与えていな
いことをテストすること
イ 操作性の良さや表示されるメッセージの分かりやすさをテストすること
ウ データ量を増やしたり,何人もの人で同時に処理要求を行ったりしても,
業務に支障がないことをテストすること
エ 間違ったデータを入力したときにエラーとして認識されることをテストす
ること
解説
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000406
事務室が複数の建物に分散している会社で,パソコンの設置場所を管理する
データベースを作ることになった。表 a,b,c を作成し,各表の関連付けを行っ
た。新規にデータを入力する場合は,参照される表のデータが先に存在している
必要がある。データベースの動作を確認するためのテストデータを入力する場合,
各表へのデータの入力順番として,正しいものはどれか。ここで,各表の下線部
の項目は,主キー又は外部キーである。
(斎藤注:キー部分の下線は,(*key) で代用表現しています)
表 a (パソコン番号(*key), 建物番号(*key), 部屋番号(*key), 機種名)
表 b (建物番号(*key), 部屋番号(*key), 部屋名)
表 c (建物番号(*key), 建物名)
ア 表 a → 表 c → 表 b
イ 表 b → 表 a → 表 c
ウ 表 b → 表 c → 表 a
エ 表 c → 表 b → 表 a
解説
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000407
システムを 15 日間稼働させていた間に 3 回の故障が起こり,それぞれの修
復に 35 分,1 時間 55 分,43 分かかった。このシステムの稼働率は幾らか。
ここで,システムは,1 日 24 時間稼働させているものとする。
ア 0.987
イ 0.989
ウ 0.991
エ 0.993
解説
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000410
次の E-R 図とそれに対応する表の内容として,適切なものはどれか。
┌─────┐ ┌─────┬───┬──┬──┬──┐
│ 部 品 │ 部品表│部品コード│部品名│材質│重さ│単価│
└──┬──┘ └─────┴───┴──┴──┴──┘
│M
/\ ┌─────┬─────┐
/供給\ 供給表│部品コード│会社コード│
\ / └─────┴─────┘
\/
│N
┌──┴──┐ ┌─────┬───┬──┬────┐
│ 会 社 │ 会社表│会社コード│会社名│住所│電話番号│
└─────┘ └─────┴───┴──┴────┘
ア 供給は,部品と会社の関連を表すものである。
イ 部品,供給及び会社は,実体である。
ウ 部品と会社には,1 対多の関連がある。
エ 部品と会社の主キーは,それぞれ部品名と会社名である。
解説
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000411
情報システム部門が作成した集計プログラムの運用テストを 1 台のクライア
ントで実施したところ,応答時間が合格基準をクリアすることができなかった。
調査してみると,クライアントは WAN 経由でデータベースサーバにアクセスし
ていて,集計処理でデータを取得するためにクライアントが非常に多くの SQL
文を発行していることが判明した。応答時間を短縮するために,考えられる対策
はどれか。
ア クライアントのハードディスクを増設する。
イ サーバ側で集計処理を行うようにプログラムを修正する。
ウ サーバのデータベースソフトを再インストールする。
エ データベースサーバのハードディスクを増設する。
解説
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000412
数年前に関係データベースソフトを利用して作成した在庫管理データベースの
応答が,最近遅くなってきた。調査してみると,作成当初は応答時間に問題がな
かったことと,在庫管理データベースの商品データに対して頻繁に登録と削除を
繰り返していることが判明した。データベースの応答時間を短縮するために,最
も有効な作業はどれか。
ア 関係データベースソフトを再インストールする。
イ 在庫管理データベースのインデックスエリアを拡張する。
ウ 在庫管理データベースのフラグメンテーションを解消する。
エ 在庫管理データベースを格納するハードディスクを増設する。
解説
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000413
表計算ソフトのワークシート上のデータをほかのアプリケーションソフトで利
用するために,テキストファイルとして書き出す場合の書式の一つである CSV
形式に関する記述として,適切なものはどれか。
ア 各項目は改行コードで区切られ,最終行の項目の後に次の列の項目が続く
形で区切られたデータとなる。
イ 各項目はコンマで区切られ,行ごとに改行コードで区切られたデータとな
る。
ウ 各項目はタブで区切られ,行ごとに改行コードで区切られたデータとなる。
エ 各項目はタブで区切られ,行ごとにコンマで区切られたデータとなる。
解説
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000419
日本の効率的生産方式として知られる”カンバン方式”の説明として,正しい
ものはどれか。
ア 各作業の効率を向上させるため,各メーカの部品,半製品の仕様を統一す
る。
イ 効率的な部品の調達を行うため,関連会社からだけ部品の調達を行う。
ウ 中間在庫を極力減らすために,生産ラインの諸工程間で作業量を調整する。
エ より品質の高い部品を調達するため,部品の納品に際して指定業者を定め,
その業者から競争入札で部品を調達する。
解説
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000420
関係データベースの操作において,“表 1”から“表 2”を導出する操作はど
れか。
表1
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商品番号 商品名 定価
===========================================
P01 デスクトップパソコン 248,000
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P02 ノートパソコン 198,000
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D01 CRT ディスプレイ 78,000
------------------------------------------
D02 TFT ディスプレイ 99,800
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表2
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商品番号 商品名
================================
P01 デスクトップパソコン
-------------------------------
P02 ノートパソコン
-------------------------------
D01 CRT ディスプレイ
-------------------------------
D02 TFT ディスプレイ
-------------------------------
ア 結合 (join)
イ 射影 (projection)
ウ 選択 (selection)
エ 内包 (inclusion)
解説
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000421
a 〜 f の項目からなる固定長レコードのファイルがある。このレコードの主
キーは,項目の a と b を組み合わせたものである。このファイルをよく調べて
みたら,項目の f は項目の b によっても特定できることが分かった。このレコ
ードを正規化し,第 3 正規形にしたものはどれか。
┌─────┬───┬───┬───┐
┌─┴─┐ ↓ ↓ ↓ ↓
┌─┴─┬─┴─┬───┬───┬───┬───┐
│ a │ b │ c │ d │ e │ f │
└───┴─┬─┴───┴───┴───┴───┘
│ ↑
└───────────────┘
┌──┬──┐ ┌──┬──┬──┐ ┌──┐
ア│ a │ b │ │ c │ d │ e │ │ f │
└──┴──┘ └──┴──┴──┘ └──┘
┌──┬──┬──┬──┬──┐ ┌──┬──┐
イ│ a │ b │ c │ d │ e │ │ b │ f │
└──┴──┴──┴──┴──┘ └──┴──┘
┌──┬──┬──┐ ┌──┬──┬──┐
ウ│ a │ b │ f │ │ c │ d │ e │
└──┴──┴──┘ └──┴──┴──┘
┌──┬──┬──┬──┐ ┌──┬──┬──┬──┐┌──┬──┐
エ│ a │ c │ d │ e │ │ b │ c │ d │ e ││ b │ f │
└──┴──┴──┴──┘ └──┴──┴──┴──┘└──┴──┘
解説
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000424
従来,仕入台帳は次のようなレコード形式になっていた。これをデータベース
化するために,商品に関する項目と,仕入先に関する項目を分けて記録すること
にした。正規化されたデータベースのレコードとして,最も適切なものはどれか。
ここで,商品コードと仕入先コードがレコードを検索するためのキーとなり,商
品コードから仕入先が参照できなければならない。また,一つの仕入先から複数
の商品を仕入れている。
┌─────┬───┬──┬──────┬─────┬─────┐
│商品コード│商品名│単価│仕入先コード│仕入先社名│仕入先住所│
└─────┴───┴──┴──────┴─────┴─────┘
┌─────┬───┬──┐
ア │商品コード│商品名│単価│
└─────┴───┴──┘
┌──────┬─────┬─────┐
│仕入先コード│仕入先社名│仕入先住所│
└──────┴─────┴─────┘
┌─────┬───┬──┐
イ │商品コード│商品名│単価│
└─────┴───┴──┘
┌─────┬──────┬─────┬─────┐
│商品コード│仕入先コード│仕入先社名│仕入先住所│
└─────┴──────┴─────┴─────┘
┌─────┬───┬──┐┌─────┬──────┐
ウ │商品コード│商品名│単価││商品コード│仕入先コード│
└─────┴───┴──┘└─────┴──────┘
┌──────┬─────┬─────┐
│仕入先コード│仕入先社名│仕入先住所│
└──────┴─────┴─────┘
┌─────┬───┐┌─────┬──┐
エ │商品コード│商品名││商品コード│単価│
└─────┴───┘└─────┴──┘
┌─────┬──────┬─────┬─────┐
│商品コード│仕入先コード│仕入先社名│仕入先住所│
└─────┴──────┴─────┴─────┘
解説
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000425
表 A と表 B から,部署ごとの平均給料を得るための SQL 文はどれか。
表A
┌────┬─────┬────┐
│ 名前 │所属コード│ 給料 │
┝━━━━┿━━━━━┿━━━━┥
│伊藤幸子│ 101 │ 200,000│
├────┼─────┼────┤
│斉藤栄一│ 201 │ 300,000│
├────┼─────┼────┤
│鈴木裕一│ 101 │ 250,000│
├────┼─────┼────┤
│本田一弘│ 102 │ 350,000│
├────┼─────┼────┤
│山田五郎│ 102 │ 300,000│
├────┼─────┼────┤
│若山まり│ 201 │ 250,000│
└────┴─────┴────┘
表B
┌─────┬────┐
│部署コード│部署名 │
┝━━━━━┿━━━━┥
│ 101 │第一営業│
├─────┼────┤
│ 102 │第二営業│
├─────┼────┤
│ 201 │総務 │
└─────┴────┘
ア SELECT 部署コード, 部署名, AVG(給料) FROM 表A, 表B
ORDER BY 部署コード
イ SELECT 部署コード, 部署名, AVG(給料) FROM 表A, 表B
WHERE 表A.所属コード = 表B.部署コード
ウ SELECT 部署コード, 部署名, AVG(給料) FROM 表A, 表B
WHERE 表A.所属コード = 表B.部署コード GROUP BY 部署コード, 部署名
エ SELECT 部署コード, 部署名, AVG(給料) FROM 表A, 表B
WHERE 表A.所属コード = 表B.部署コード ORDER BY 部署コード
解説
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000426
LAN に接続されている複数のパソコンを,1 回線の ISDN 回線を使って,同時
にインターネットに接続したい。これを実現するために必ず必要な装置はどれか。
ア ダイアルアップルータ
イ ネットワークインタフェースカード
ウ ハブ
エ モデム
解説
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000427
夜間に各店舗から POS データを収集し,翌朝には店舗の責任者が前日の販売
状況を入手して,汎用のデータ加工ツールで,自由にデータを分析できるシステ
ムを稼働させた。しかし,ほとんど利用されず,目立った効果を上げていない。
そこで,店舗の責任者が利用しない理由を調査した結果,システムやデータの問
題ではなく,ユーザ側のデータ分析能力に問題があることが分かった。そのため
の対策に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 各店舗の責任者を対象に不足情報についてアンケート調査を行い,提供情
報の内容を強化する。
イ データ加工ツールのバージョンをアップし,機能の充実と処理の高速化を
図る。
ウ データを加工するためのひな型を用意し,現実の場面を想定して,実践的
に教育する。
エ ハードウェアやネットワークの強化などを行い,より一層の情報収集の迅
速化を促進し,最新情報の取得に努める。
解説
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000428
X 社では次の算定方式で,在庫補充量を決定している。第 n 週の週末時点で
の在庫量を B[n] ,第 n 週の販売量を C[n] としたとき,第 n 週の週末に発注
する在庫補充量の算出式はどれか。ここで,n は 3 以上とする。
[在庫補充量の算定方式]
(1) 各週末ごとに在庫補充量を算出し,発注を行う。在庫は翌週の月曜日に補充
される。
(2) 在庫補充量は,翌週の販売予想量から現在の在庫量を引き,安全在庫量を加
えて算出する。
(3) 翌週の販売予想量は,先週の販売量と今週の販売量の平均値とする。
(4) 安全在庫量は,翌週の販売予想量の 10%とする。
ア (C[n−1]+C[n])/2×1.1−B[n]
イ (C[n−1]+C[n])/2×1.1−B[n−1]
ウ (C[n−1]+C[n])/2+C[n]×0.1−B[n]
エ (C[n−2]+C[n−1])/2+C[n−1]×0.1−B[n−1]
解説