初級シスアド'01/06は,斎藤末広氏
http://www.mirai.ne.jp/~suehiro/ が出されている宿題を再編集したものです。
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010601
A 表と B 表に対する次の SQL 文の関係演算はどれか。
SELECT 得意先名,製品番号,製品名,受注数 FROM A, B
WHERE A.製品番号 = B.製品番号 ORDER BY 得意先名
A B
┌────┬────┬───┐ ┌────┬──────┐
│得意先名│製品番号│受注数│ │製品番号│ 製品名 │
┝━━━━┿━━━━┿━━━┥ ┝━━━━┿━━━━━━┥
│X 商店 │ B001 │ 3,000│ │ A001 │テレビ │
├────┼────┼───┤ ├────┼──────┤
│Y 代理店│ A002 │ 2,000│ │ A002 │ビデオデッキ│
├────┼────┼───┤ ├────┼──────┤
│Z 販売店│ A001 │ 2,500│ │ B001 │ラジオ │
└────┴────┴───┘ └────┴──────┘
ア 結合
イ 射影
ウ 選択
エ 併合
解説
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010604
ある企業で,情報処理技術者試験に合格した社員を調べたところ,初級システ
ムアドミニストレータ (AD) は 50 人,上級システムアドミニストレータ (SD)
は 42 人,システム監査技術者 (AU) は 30 人であった。また,SD の合格者の
中に,AU が 9 人,AD が 11 人いて,AU の合格者の中に AD が 5 人いた。ま
た,これらすべての試験に合格している者は 3 人であった。いずれか一つ以上
の試験に合格している社員は何人か。
ア 97
イ 100
ウ 103
エ 122
解説
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010605
複数の検索用キーワードを組み合わせる場合の書式を次に示す。
┌──────────┬─────────────────────┐
│ 書式 │ 意味 │
├──────────┼─────────────────────┤
│■■■ AND ●●●│ ■■■と●●●の両方を含む │
├──────────┼─────────────────────┤
│■■■ OR ●●●│ ■■■か●●●のどちらかを含む │
├──────────┼─────────────────────┤
│ NOT(▲▲▲) │ ▲▲▲は含まない │
│ │ ┌ ┐│
│ │ │▲▲▲は,一つのキーワードでもよく,││
│ │ │AND 又は,OR を用いた式でもよい ││
│ │ └ ┘│
└──────────┴─────────────────────┘
書式の条件は,( )で囲ったものを優先して評価する。( )で囲っていない場合
は,記述した順に評価する。このとき,次の条件に該当する情報を検索するため
のキーワード指定はどれか。
“プリンタに関する情報を探したい。ただし,インクジェットプリンタとぺー
ジプリンタに関する情報はいらない。”
ア プリンタ AND NOT(インクジェットプリンタ AND ぺージプリンタ)
イ プリンタ AND NOT(インクジェットプリンタ OR ぺージプリンタ)
ウ プリンタ AND NOT(インクジェットプリンタ) AND ぺージプリンタ
エ プリンタ AND NOT(インクジェットプリンタ) OR NOT(ぺージプリンタ)
解説
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010606
プロトタイピングに関する記述として,適切なものはどれか。
ア 実際に運用するソフトウェアと同じものをプロトタイプで実現しないと,
プロトタイピングの目的は達成できない。
イ 短期間で暫定的に動作するソフトウェアを作り,利用者に試用・評価して
もらい,修正を繰り返しながら,仕様を確定していく。
ウ 船などを作る場合,模型を作ることによって製品イメージを明確にするが,
模型は必ずしも水に浮く必要はない。ソフトウェアのプロトタイプも同様に,
コンピュータ上で動かなくてもよい。
エ プロトタイピングでは,利用者を開発過程に巻き込むことが難しいので,
利用者の参加意識の向上を図りたい場合は,プロトタイピングの手法は適用
すべきでない。
解説
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010607
図は構造化分析法で用いられる DFD の例である。図中の“○”が表している
ものはどれか。
──→○─┐
↓
──── ┌──┐
──── ○─→│ │
↓ ↑ └──┘
○──────┘
ア アクティビティ
イ データストア
ウ データフロー
エ プロセス
解説
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010608
社員がどの部門に所属しているかを表す E-R 図として,適切なものはどれか。
ア 社員 ┌──┐ 部門
───→│所属│←───
└──┘
イ 社員 ┌──┐ ┌──┐
───→│所属├─┤部門│
└──┘ └──┘
ウ ┌──┐ 所属 部門
│社員│←───←───
└──┘
エ ┌──┐ 所属 ┌──┐
│社員│←───┤部門│
└──┘ └──┘
解説
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010611
ある企業では,顧客マスタファイル,商品マスタファイル,担当者マスタファ
イル及び当月受注ファイルを基に月次で受注実績の把握を行っている。各ファイ
ルの項目が表のとおりであるとき,これら四つのファイルを使用して当月と前 3
か月分の出力が可能な受注実績はどれか。
┌──────┬─────────────────────┬──────┐
│ファイル │ 項 目 │ 備 考 │
├──────┼─────────────────────┼──────┤
│顧客マスタ │顧客コード,名称, │ ____ │
│ファイル │前月受注額,2 か月前受注額,3 か月前受注額│ │
├──────┼─────────────────────┼──────┤
│商品マスタ │商品コード,名称, │ ____ │
│ファイル │前月受注額,2 か月前受注額,3 か月前受注額│ │
├──────┼─────────────────────┼──────┤
│担当者マスタ│担当者コード,氏名, │1 顧客の │
│ファイル │担当顧客数分の顧客コード │担当者は 1人│
├──────┼─────────────────────┼──────┤
│当月受注 │顧客コード, │ ____ │
│ファイル │商品コード,受注額 │ │
└──────┴─────────────────────┴──────┘
ア 顧客別の商品別受注実績
イ 商品別の顧客別受注実績
ウ 商品別の担当者別受注実績
エ 担当者別の顧客別受注実績
解説
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010612
利用部門での運用テストに入る前の段階で,開発部門がシステムのテスト (単
体テスト,結合テスト,システムテスト)を実施した。この段階までのテストで,
見つけることが困難な項目はどれか。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ア 障害発生が業務に与える影響
イ スループットの不足
ウ データ破壊や改ざんに対する安全性
エ 論理エラー
解説
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010613
テスト工程での品質状況を判断するための管理項目として,テスト項目消化件
数と累積バグ件数との相関がある。品質が安定しつつあることを表しているグラ
フはどれか。
ア
↑ *
累│ *
積│ *
バ│ *
グ│ *
件│ *
数│ * *
│ * * *
│ * * *
└───────────→
テスト項目消化件数
イ
↑
累│*
積│*
バ│ *
グ│ *
件│ *
数│ * *
│ * *
│ * * *
└───────────→
テスト項目消化件数
ウ
↑ *
累│ *
積│ *
バ│ *
グ│ *
件│ *
数│ *
│ *
│ *
└───────────→
テスト項目消化件数
エ
↑
累│ * * * * *
積│ * *
バ│ *
グ│ *
件│ *
数│ *
│ *
│*
└───────────→
テスト項目消化件数
解説
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010614
情報システムのコストを削減するために,情報システムの開発や運用保守にか
かわる全部又はほとんどの機能を外部の専門企業に委託する形態はどれか。
ア アウトソーシング
イ アライアンス
ウ システムインテグレーション
エ 人材派遣
解説
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010615
A 部門では,共通のデータベースをサーバ上にもつ部門内クライアントサーバ
システムを構築中である。その一環として,このデータベースのハードディスク
障害の予防措置を検討している。障害が発生したときも,中断することなく業務
を続行できる方策はどれか。
ア 共通データベースの格納場所を複数のハードディスクに分散させる。
イ サーバのディスクを二重化し,通常稼働時は同時に二つのディスクに書き
込む。
ウ サーバの予備機を設置し,OSとアプリケーションソフトを本番機と同じ構
成にして待機させておく。
エ 夜間にディスク内のファイルを磁気テープ上に複製する。
解説
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010618
データベースのバックアップ処理には,フルバックアップ方式と差分バックア
ップ方式がある。差分バックアップ方式に関する記述として,適切なものはどれ
か。
ア 差分バックアップ方式だけでは,障害復旧はできない。
イ 差分バックアップ方式とフルバックアップ方式を交互に運用することはで
きない。
ウ 差分バックアップ方式は,フルバックアップ方式だけを利用した場合に比
べ,障害時の復旧時間が短い。
エ 差分バックアップ方式は,フルバックアップ方式に比べ,通常はバックア
ップの処理時間が長い。
解説
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010619
情報システム部門が構築した基幹業務システムで使用しているパソコンが,障
害内容を画面に表示して突然動作しなくなった。このような事態に対する利用者
の最初の行動として,適切なものはどれか。
ア 画面に表示された障害内容によって,自分で対応できる単純な障害か,情
報システム部門へ依頼すべき障害かを判断する。
イ 基幹業務システムのクライアントとしてパソコンを使っている人たちに障
害が発生したことを連絡し,実行中の処理を中断させる。
ウ 情報システム部門へ障害内容を電子メールで連絡する。
エ 電源スイッチかリセットボタンを押して,パソコンを再起動する。
解説
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010620
パソコンを用いて作成した会計データを,情報処理部門が管理する全社会計シ
ステムヘファイル転送することになった。事前に確認すべき項目として,適切な
ものはどれか。
ア 双方のコンピュータで使用している CPU の演算ビット数
イ 双方のコンピュータで使用している文字コード体系
ウ 双方のシステム構築で用いたプログラム言語
エ パソコン内でのデータ処理時間と双方のバックアップ処理時間
解説
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010621
本稼働前に,システムが正常に稼働できるかどうかを確認するために,ユーザ
部門と情報システム部門が合同で運用テストを実施することになった。ユーザ部
門が実施するテストの内容として,適切なものはどれか。
ア 意図する業務手順どおりに,システムが稼働するかどうかをテストする。
イ オンライン処理の立上げ及び停止,夜間のバッチ処理などが,決められた
運用手順どおりに稼働するかどうかをテストする。
ウ すべてのアプリケーションが仕様書どおりにできているかどうかをテスト
する。
エ ハードウェアや OS でトラブルが発生した際の,障害回復手順をテストす
る。
解説
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010622
業務処理を行っているパソコンの OS に対し,バージョンアップの案内が届い
た。このパソコンでは,データベースシステムと業務プログラムが稼働している。
バージョンアップの作業手順として,適切なものはどれか。
ア OS のバージョンアップ実施に先立ち,業務プログラムとデータベースシ
ステムの両者のバージョンと OS のバージョンとの関係を調査した。その結
果,業務プログラムの動作が保障されていなかったので,バージョンアップ
作業を当面延期した。
イ OS は最も基本的なソフトウェアなので,現在利用中のデータベースと業
務プログラムとは切り離して検討できる。このため,今後のサポートを考え
て,すぐにバージョンアップ作業を実施した。
ウ 業務プログラムは OS のバージョンとは無関係と判断し,データベースと
OS の関係だけを調査した。その結果,問題なしと判断できたので,バージ
ョンアップ作業を実施した。
エ データベースシステムは OS のデータ管理機能の一部であり,OS を入れ
替えればデータベースシステムもバージョンアップされる。このため,業務
プログラムと OS のバージョンとの関係だけを調査した。その結果,問題な
しと判断できたので,バージョンアップ作業を実施した。
解説
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010625
次の文章で表現される情報システム部門のシステム運用管理の制度として,適
切なものはどれか。
“この制度は,システム運用にかかわる費用をユーザ部門に意識させるとともに,
増大しがちな費用の抑制及びユーザ部門への配賦の公平性確保の手段となる。”
ア 委託計算制度
イ 外部委託制度
ウ 課金制度
エ 標準原価制度
解説
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010626
予防保守に関する説明として,適切なものはどれか。
ア サーバが何らかの原因でハングアップしたとき,自動的にシステムをリセ
ットし,再起動する。
イ サーバにバッテリーを内蔵しておき,瞬断のような短時間の電圧低下が発
生してもサーバがダウンしないようにしておく。
ウ ハードディスク装置などの自動訂正済みエラーを分析することで,故障の
前兆をとらえて部品をあらかじめ交換する。
エ メモリモジュールをあらかじめ複数挿入しておき,どれかが故障した場合
には,そのモジュールを論理的に切り離して起動する。
解説
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010627
次の表をグラフにし,年代別の推移が分かるようにしたい。横軸の目盛りを年,
縦軸の目盛りをメモリ容量の常用対数としたとき,グラフの形態はどのようにな
るか。
┌─────┬────┬────┬────┬────┬────┬────┐
│ 年 代 │1950年代│1960年代│1970年代│1980年代│1990年代│2000年代│
├─────┼────┼────┼────┼────┼────┼────┤
│メモリ容量│0.01M │0.1M │1M │10M │100M │1G │
│ │バイト │バイト │バイト │バイト │バイト │バイト │
└─────┴────┴────┴────┴────┴────┴────┘
ア
↑ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
└───────────→
0
イ
↑
│*
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
└───────────→
0
ウ
↑ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ * *
│ * * *
│ * * *
└───────────→
0
エ
↑
│* * * * *
│ * *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
│ *
└───────────→
0
解説
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010628
共通かぎ方式の暗号として,ビット列のデータにかぎとの排他的論理和 (EOR)
を適用する方式がある。排他的論理和とは,次のとおりの結果になる演算である。
0 EOR 0 = 0
0 EOR 1 = 1
1 EOR 0 = 1
1 EOR 1 = 0
例えば,1100 というデータに対して,1010 というかぎを使って暗号化すると,
暗号データは 0110 となり,同じかぎとの排他的論理和をとることによって復号
もできる。
┌─────┬───┬───┬───┬───┐
│データ │ 1 │ 1 │ 0 │ 0 │
├─────┼───┼───┼───┼───┤
│かぎ │ 1 │ 0 │ 1 │ 0 │↓暗号化 ↑復号
├─────┼───┼───┼───┼───┤
│暗号データ│ 0 │ 1 │ 1 │ 0 │
└─────┴───┴───┴───┴───┘
1010 というかぎを使って 0010 という暗号データを得た。元のデータはどれか。
ア 0010
イ 1000
ウ 1010
エ 1100
(注:排他的論理和の記号はテキストで使用できないためEORとしています)
解説
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010629
ある認証局 (CA) が発行した証明書をもつ A 氏が,B 商店に対して電子メー
ルを使って商品の注文を行う際に,A 氏は自分の秘密かぎを用いて電子署名を行
い,B 商店は A 氏の公開かぎを用いて署名を確認する。この手法によって確認
できることはどれか。ここで,A 氏の秘密かぎは A 氏以外に使用できないもの
とする。
ア A 氏から B 商店に送られた注文の内容は,第三者に漏れない。
イ A 氏から発信された注文は B 商店に届く。
ウ B 商店が A 氏に商品を売っても,A 氏の支払能力に問題はない。
エ B 商店に届いたのは,A 氏からの注文である。
解説