子宮がんタイトル 診療内容へもどる

期日 自 令和5年4月1日   至 令和6年3月31日

< 資格 練馬区内在住20才以上の女性で前年度区検診をされていない方。

    検診を受ける日に19才であっても、令和6年3月31日までに

    20才になる方は受診できます。また 年齢の上限はありません。

令和5年度から、がん検診等の受診には【受診券(チケット)】が必要です。

※対象者へ3月末頃送付。令和5年度の受診については,下記へお問い合わせください。 健康部 健康推進課 成人保健係  組織詳細へ

電話:03-5984-4669(直通)  ファクス:03-5984-1211

中野区在住の方でも中野区用の受診券をお持ちになれば中野区の定める期間内は当院で検診が受けられます。

内容 当院では、内診、細胞診、 更にコルポスコープ診、超音波診も施行します。費用の追加は致しません。

申込 当院の窓口で【受診券(チケット)】をお出し下さい。申し込み用紙に必要事項を記入いただき、その場で受診出来ます。

   年齢確認のため、保険証等をお持ち下さい

自己負担金 子宮頚がんのみ700円、 体がん併用+300円

結果通知は電話、郵送は禁じられております。

個人情報保護の立場より、たとえ配偶者、親、子供でも結果はお話出来ません。

診療時間外の結果説明は出来ません。

練馬区報参照。


A: 女性の性器がんとは?

右の図のように、色々なところから発生しますが、その大部分は子宮頸部から発生します。子宮頚癌は受診者1000人に対し約3人の割合で発見されます。しかし、子宮体癌も年々増加傾向にあり、日本中で毎年2500人位の人が体癌にかかっています。

B: 定期検診をうけましょう!

癌の発生率は、子宮頚癌は20才代から、子宮体癌は40才代から急に増加します。大多数の子宮頚癌では、ある日突然に癌になってしまうということはありません。正常な上皮から→軽度異型上皮→高度異型上皮→上皮内癌→微少浸潤癌→進行癌というように段階を経て悪化します。

例え癌になりやすい素因を持った人でも一年前の検診で正常だったら一年後の検診では少なくとも進行癌の一歩手前、二歩手前で発見されるはずです。また進行癌の手前でしたら治療を受ければ約100パーセント近い治癒率をあげることができます。一年に一度の検診を受けることが、癌にならない為の唯一の予防法です。

C: どんな検査をするのでしょう!

  1.内診

  子宮や卵巣を直接触ってその大きさや種類を確かめます。

  子宮筋腫や卵巣腫瘍、卵管炎を発見することが出来ます

  子宮を手術で摘出した方でも卵巣は残っている方は、この子宮がん検診を

  利用して、卵巣がんの検診をされては如何でしょうか。

  2.コルポスコープ診

  子宮頚癌のもっとも発生しやすい子宮頸部を直接拡大して診察します。胃癌

  の検診に例えれば、胃カメラに相当します。しかし胃カメラ検査と大きく違

  うところは、痛み、吐き気、不快感が全く無いことです。

  3.細胞診

   a頚癌検診:子宮の出口を柔らかいブラシや綿棒でこすって細胞を採り顕微鏡で

    見ます。

   b体癌検診:子宮の中にポリエチレンの極細い管を挿入して細胞を吸引

    します。

  4.組織診

  上記の検査で異常の疑いが出た場合は念のため細胞診の再検査を行い

  さらに異常の疑いがあれば、その部分の組織を少し採取して癌の組織

  であるかどうかを検査します。

  5.超音波

  子宮頸がんにおいては補助検査ですが、子宮体がんや子宮筋腫、

  卵巣がんの発見に役にたちます。

D: 異型上皮、上皮内癌の症状

自覚症状は全くありません。コルポスコープと細胞診、組織診でしか発見出来ません。

E: 子宮癌の症状

初期には全く自覚症状はありません。癌が進んでくると出血を起こしたり疼痛、異臭のあるおりものが出ます。しかし子宮から出血をおこす病気は癌以外にも沢山あります。

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