終戦後までは、多くの方が自宅分娩をしておられましたが。其の後、診療所や病院にて出産希望される方が増え、現在では殆ど自宅分娩は行われておりません。
しかし診療所や病院での出産が増えるにつれて週産期死亡率は減少して来たのは事実です。私も時々自宅分娩を頼まれることがありますが、万が一の場合に備えてかなりの準備が必要であることを説明しております。
普通の分娩に用いる機械機具一式の他に、胎児の様子をみるための超音波断層装置、分娩監視装置、吸引分娩に用いる吸引機、蘇生に用いる人口呼吸器と酸素ボンベ、ショックや弛緩出血にそなえての点滴や注射薬。
これ等が無くてもお産は出来るかもしれませんが、安全性を考えた場合は必要不可欠です。
いったい誰がこれ等を自宅まで運んでくれるのでしょうか?それも短時間で!