「SHIPS & TACTICS」 各陣営毎の必殺コンボ集


SHIPSファンの皆様こんにちは。今回はSHIPSでの対戦プレイでよく使われる「必殺コンボ」を紹介します。

<地球防衛軍編>
1.「拡散波動砲搭載艦」+「拡散波動砲」×1〜4
防衛軍デッキの基本中の基本コンボ。拡散波動砲はデッキに4枚制限の特殊兵器カードであり、前衛BOXすべてに4Dダメージを与える。防衛軍デッキは拡散波動砲を搭載した艦を4枚同時に使えるほど多数揃えており、2枚以上使われたら敵前衛艦隊はほぼ壊滅する事は必至である。特に序盤戦で敵艦隊がまだ揃っていない時に使用すると極めて効果的である。尚「アンドロメダ」は拡散波動砲を2枚同時に使用する事ができる。

2.「ヤマト」+「波動砲」
これまた定番のコンボである。波動砲は任意の縦1ラインのBOXに8Dダメージを与えるヤマト専用のカードである。しかもヤマトを狙った遠距離兵器の攻撃を減殺・無効化する効果もある。拡散波動砲と波動砲が同時に使用された場合、敵艦隊の1/3は全滅している事はほぼ確実である。


<ジオン公国編>
1.「ミノフスキー粒子」×2
ガンダム世界を代表するコンボである。今後続々登場するであろうガンダム系デッキ共通のコンボである。このコンボにより艦船の砲撃・対空射撃の命中値が2下がり、艦船による砲撃戦・艦載機への対空射撃がほぼ無効化でき、完全な「艦載機の天下」となる必殺カードである。艦隊戦力が貧弱なジオン公国にとっては生命線ともいえるコンボである。


<ナデシコ編>
1.「ナデシコA」+「Yユニット装備型ナデシコA」+「相転移砲」+「ミスマル・ユリカ」
ナデシコデッキは必殺コンボが非常に多いデッキである。その中でもこの4枚コンボはある意味「最強」のコンボである。特殊兵器「相転移砲」は宇宙空間では縦1ラインに10Dダメージを与える事ができる現時点で最強の遠距離兵器である。また「不死身の戦艦」である「ヤマト」を撃沈できる数少ない兵器の一つでもある。この「相転移砲」にユリカの特殊能力である「どんどんやっちゃってください!」を使う事により、更に10Dダメージの半分=5Dダメージを加える事ができ、縦1ラインに最大15Dダメージというとてつもない破壊力を発揮する。

2.「ナデシコC」+「ホシノ・ルリ(U)」+「マキビ・ハリ」
遠距離ハッキングが可能なナデシコCと、最強ハッカーホシノ・ルリ(U)、ハッキング支援ナビゲーターのマキビ・ハリという「究極のハッキングコンボ」である。このコンボ発動により5/6の確率で1隻の機能は完全に停止する。もしくは2隻に対し「侵入成功値4以下、ハッキング修正+3」や6隻に対し「侵入成功値2以下、ハッキング修正+1」いう風にもできる。

3.「ナデシコB」or「ユーチャリス」+「ラピス・ラズリ」
上記2には劣るが、稼働率がきわめて高い「ハッキングコンボ」である。このコンボにマキビ・ハリを加えた3枚コンボもよく使用される。ルリ(U)とラピスが同時にハッキングを行えば敵はまず大混乱を起こし、相転移砲+ユリカのコンボも同時に発動する局面になったら敵はまず間違いなく「参りました」と言ってくるに違いない。

4.「ボソンジャンプ」+「テンカワ・アキト(T)or(U)」+「ミスマル・ユリカ」+「イネス・フレサンジュ」+ナデシコ級戦艦(A,B,C,コスモス,カキツバタ,シャクヤク,ユーチャリスのいずれか)
ナデシコ級戦艦にA級ジャンパーを乗せた時に使える「逃避技」である。上記の3人が揃えば確実に戦闘中に「離脱」ができるコンボである(1人または2人しかいないとチェックになる)。


<マクロス編>
1.「リン・ミンメイ」+「私歌うわ、思いっきり!」+「ミンメイ・アタック」+「愛・覚えていますか」+「一条輝」
いわゆる映画版の必殺歌コンボである。「私歌うわ、思いっきり!」で歌の成功値を上げ、「ミンメイ・アタック」で遠距離から効果を発揮できるように強化している。「一条輝」はカップルとなったアイドル歌手1人の歌能力を+1できる効果がある。「愛・覚えていますか」は敵の艦隊士気を大幅に下げる可能性があるので、敵艦隊にキャラがたくさん搭乗していた場合きわめて効果的なコンボである。艦隊士気が下がると、命中値や威力がキャラの白兵戦能力が低下し、−4以下になると「反乱」が起こる可能性がある。但しキャラがほとんど搭乗していない艦隊にはほとんど効果を発揮できない。

2.「リン・ミンメイ」+「私歌うわ、思いっきり!」+「ミンメイ・アタック」+「私の彼はパイロット(カード)」+「小白龍」+「愛は流れる」+「一条輝」
こちらはTVシリーズ版の「歌のメドレーコンボ」である。主に艦載機パイロットの能力強化と味方の艦隊士気の上昇を狙ったコンボである。艦隊士気が上がると命中値や威力、キャラの白兵戦能力が上昇する。映画版コンボは敵艦隊の配置が完了した状態すなわち防衛側でないと使いにくいが、TV版コンボは自軍の攻撃力の強化がメインなので攻撃時にも使いやすい。

3.「リン・ミンメイ」+「私歌うわ、思いっきり!」+「ミンメイ・アタック」+「愛覚えていますか」+「小白龍」+「私の彼はパイロット(持ち歌)」+「愛は流れる」+「一条輝」
上記1と2の複合型である。この組み合わせなら、敵艦隊士気の低下、味方艦隊士気の上昇、艦載機パイロット強化の3つを実施可能である。


<ガルマン・ガミラス編>
1.「瞬間物質移送機搭載艦」+「艦載機」
ガミラスの代表的なコンボの1つ。遠距離と中距離の2回、何機かの艦載機を敵艦隊に送り込み、いきなり対艦攻撃を実施できる「卑怯極まりない」コンボである。しかも後衛BOXに対しても攻撃できるので、多数の艦載機を満載した空母や敵の要人(国家元首等)を乗せた艦船を集中攻撃されて敵艦隊は壊滅的打撃を受けるケースもよくある。ガミラス艦載機は正直言って「対艦載機戦」は苦手であり、瞬間物質移送機を使う事が前提であると言ってもい
い。

2.「新型デスラー艦」or「二連三段空母」or「新デスラー艦」+「デストロイヤー艦」
上記1のバリエーションの1つで、瞬間物質移送機で艦船を敵艦隊に送り込むコンボである。送り込んだ艦船は、送られたBOXから「近距離砲撃」を無条件で行えるのである。艦載機と違い撃沈されなければずっとその宙域にとどまり、各砲撃戦セグメントで「近距離砲撃」を行えるので艦載機を送られるよりやっかいである。新型デスラー艦と二連三段空母は2D+1分の耐久力合計の艦載機・艦船を送り込めるので、出目が2Dで6以上なら耐久力7のデストロイヤー艦を送り込めるが、新デスラー艦は1D+2分までしか送れないのでデストロイヤー艦を送るには出目が1Dで5以上出す必要があるため難しい。

3.「瞬間物質移送機搭載艦」+「ドリルミサイル搭載機」
上記1のバリエーションの1つで、ガミラスで最も有名なコンボの1つ。ドリルミサイル搭載機はもちろん艦載機としてドリルミサイルを発射する事ができるが、迎撃されると脆いので史実通り瞬間物質移送機にて転送するのが一般的である。ドリルミサイルは命中判定(4以下)→反転チェック(2Dして一つでも「1」が出ると反転、発進した母艦が撃沈)→目標破壊という判定を行う為、非常にリスクは大きいが命中して反転しなければいかなる要塞・艦船も破壊・撃沈できるため(ヤマトを沈められる数少ない兵器の1つ)是非使いたいコンボである。
い。

4.「遊星爆弾」+「反射衛星砲」or「新反射衛星砲」+「冥王星基地」or「バーナード星基地」
現在の所、SHIPSシリーズで唯一敵の生産基盤を疲弊させる「戦略兵器」である「人類絶滅作戦(遊星爆弾)」を使ったコンボ。「遊星爆弾」と発射基地である冥王星基地かバーナード星基地に、要塞防御兵器である「反射衛星砲」または「新反射衛星砲」を設置するコンボである。敵艦隊が遊星爆弾発射を阻止するためにその発射基地を破壊しようとした時に反射衛星砲を発射基地に置く事で抑止力とするのが狙いである。反射衛星砲は遠距離・中距離にて任意の1BOXに4D(新は5D)ダメージを無条件で与える兵器である。仮に発射基地が破壊されたとしても、中距離砲撃戦までに基地が破壊されなければ計8Dダメージ(新は10D)を受けるわけで、おそらくVP30〜50の中型戦艦クラスを1隻確実に失うだろう。これは序盤〜中盤戦の損害としてはかなり痛い。もっとも「遊星爆弾」は1枚しか場にセットされていなければさほど影響はない。但し2枚以上セットされると中盤戦以降かなり効いてくる(遊星爆弾を2枚セットして2枚使用するのは序盤戦はムリ)。このコンボが2つ成立すると、まあガミラスの「戦略的勝利」が約束される事だろう。


<銀河帝国編>

1.「カイザーラインハルト」+「ラグナロック作戦」
銀河帝国は各艦船の能力の高さと提督達の特殊能力にほぼ集約される為、実はあまり「必殺コンボ」という物がない。その中でこのコンボは帝国デッキ終盤戦でよく使われる「一発逆転」コンボである。「ラグナロック作戦」は、敵がコロニーに要塞を築いていた場合でもいきなり敵本拠地を襲う事ができるカードであり、使うには使用キャラのカリスマ値以下でのチェックが必要である。但し「カイザーラインハルト」が使用すれば本人の「セリフカード」としてノーチェックで使える上、彼の特殊能力で敵の艦隊士気は−1、味方の艦隊士気は+1される。本拠地決戦になると両軍共艦隊士気は「+1」で始まるから味方は+2、敵は±0になる。ここでもしカイザーを出陣させれば更に艦隊士気は+2されるので、なんと+4になる(命中+1、威力+2、各キャラ白兵戦+2)。但しカイザーが死亡すれば即サドンデス負けなのでかなりのリスクを負う事は間違いないが・・・


<星界軍編>

1.「単艦時空泡、完全移動形態!」+「スポール」+「ラーシュ・カウ」
星界軍デッキも、銀河帝国デッキと同様に各艦船の能力の高さと提督達の特殊能力にほぼ集約される為、実はあまり「必殺コンボ」という物がない。特殊兵器に関して各艦船に固定で記述されているので特殊兵器カードになっている物がないのが主な原因なのだが、このコンボはスポールのセリフカードと彼女の乗艦とを合わせたコンボである。このコンボを用いる事により「疾風ウォルフ」の効果をスポール艦隊にもたらし更にスポールの特殊能力により近距離の砲撃命中が+1されるため、スポール得意の「蹂躙戦」を再現している。中盤〜終盤にかけての艦隊決戦時に存分な効果をもたらすコンボになるだろう。