第一回カスタムオピネルコンクール
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 東京ブレードショー

2001年 11月26,27日

2001年11月26,27の両日、東京・渋谷のフォーラム8において、
T.B.S
.(東京ブレードショー)開催されました。

いつも通り、日本国中から集まった多数のナイフメーカー達が
ブースをとりどりの作品でかざるなか、
ひときわ異彩を放ったのが、オピネルブースでありました。
なにせ、売り物よりも参考展示品の方が人目をひきます。

今回は念願の第一回カスタムオピネルコンクールを開催したのです。
応募者はさほどの数ではありませんでしたが、
作品の質は第0回を上回るものがありまして、
オピネルの騎士団一同、感涙にむせびながらの審査が行われました。

もう一つ重要なこと。
今回の東京ブレードショーは、フランスのナイフ専門誌「エクスカリバー」の
依頼を受け、このおひねるが取材をし、2002年度の3月号に
特集記事として掲載されることとなっております。
もちろん記事は私が書いたそのままではなくて
フランス人のプロのジャーナリストが書き直してくれますが、
写真、詳細のインタビュー、総論などは、おひねるの手によるものであります。

日本のナイフ界の話が、フランスでも広められるのであります。
これを機に両国ナイフ界の交流が深まればうれしいです。



応募作の数々




横浜市の睦 氏の作品
「無題」

ごく普通の7号に、溝を掘り、そこに細く削った象牙を埋め込んであります。
実用性と装飾性を兼ね備えた、オピネルらしい一品。



春日井市の住人・のぶ氏による
「カメレオン」

のぶ氏はこれが二回目の出品。
麗しきオピネルの姫の一人に捧げられた作品です。



藤沢市の澁谷氏
作品群

なんと、17作品。










澁谷氏は、ここに展示された作品の数々を、希望者に実費で販売なさるそうです。
一本、1万円前後かと思います。
(手間のかかるものは2万円ほどするかもしれません)
取り次ぎはおひねるがいたします。欲しい方はメールください。



優 勝 作 品

澁谷氏は日本刀の拵えをなさるかたです。
漆塗りなど朝飯前か?

とにかく圧倒的な数の作品、手の込んだ漆塗り、象眼、意匠・・・
どれをとっても申し分ない出来です。
その中でもひときわ審査員の目をひいたのが、この作品

「矢立」


 

表彰式での澁谷氏とおひねる
賞品はアルプスの伝説シリーズ六本セットでした

オピネルの騎士の会の面々と澁谷氏、右端はTBSの主催者・クザン小田氏。


次回(2002年3月末)には、さらに多くの皆さんの応募を期待しております。
ばりばり作ってくださいね。当日会場にて受付いたします。






2001年10月 東京ブレードショー

今回のオピネルブースは、
番頭のTAKT氏といっしょでした。
彼のおかげで私は場内の取材もできました。


またも大盛況だった会場風景