労働運動研究復 刊第22号(通巻406号) 20094月刊

焦点「アジアの世紀」に対応する長期戦略の構築を!

特集 「派遣切り」も過労死も根はひとつだ

不況の激化で急増する過労死・過労自殺

―「過労死防止基本法」の制定を― 過労死弁護団前項連絡会議事務局長 玉木一成

日系外国人労働者の派遣切りと闘う神奈川ユニオン   神奈川シティユニオン委員長 村山 敏

労働者派遣法の抜本改正を求める意見

―派遣労働者に生きる権利を―   派遣労働ネットワーク

 

オバマ政権の「時間との戦い」

―矛盾だらけの新しい中近東戦略―  労働運動研究所 柴山健太郎

政界再編成糧に入った総選挙前のドイツ  

―強まるか、左翼党・民主党の連立政権への動き― 小野 一

ドイツの軍事オブンズマン制度から何を学ぶか

―自衛隊のシビリアン・コントロールの再構築のために― 労働運動研究所国際部

不破哲三『マルクス未来社会論』の批判(中)  

―マルクスの不破式読解を検討する―       中野徹三

「横浜事件」と憲法9条 

―戦時下の知識人の言論・思想弾圧事件の背景―    星野 薫

写真展「古居みずえ・パレスチナの詩」を開催して 田中朝子

重信房子さんとの交流   米澤鐵志

『中国だより』2・<安微編>   大畑龍次

思い出すことなど(6) 久保田 敏

<書評>

評者 岡田裕之 長瀬隆著『ドストエスキーとは何か』成文社

評者 志保田行 吉田勝次著『癒す力−がんの患者学入門』にんげん出版

評者 柴崎律  筆坂秀世著『悩める日本共産党員のための人生相談』新潮社

評者 石井一夫 有沢広巳著『ワイマール共和国物語』東京大学出版会

評者 福田玲三 土屋公献著『弁護士魂』現代人文社