副流煙・受動喫煙の迷惑・煙害

■副流煙と主流煙との有害物質の比較

フィルター付きタバコ1本の発生量 単位mg      厚生省「喫煙と健康」より

成  分

副流煙

主流煙

副流煙/主流煙(比)

タール

34.5

10.2

3.4

ニコチン

1.27

0.46

2.8

一酸化炭素

148

31.4

4.7

 

■主な有害物質の、副流煙と主流煙の比較(副流煙の方が数倍多く含まれている。)

 

■周囲の人の健康にもタバコの害は及ぶ

室内の空気を汚染するタバコの煙は、主流煙と副流煙とが混ざり、環境タバコ煙と呼びます。

たばこを吸わない人も同じ空間にいれば環境タバコ煙を吸います。

これを受動喫煙(間接喫煙)といいます。

一例ですが、親が喫煙者の場合子供が喘息になる率は高くなります。

 

■夫の喫煙量別に見た非喫煙の妻の肺癌発生リスク

 

■分煙の必要性

過半数に近い喫煙者がいる日本の社会では、一足飛びに全面禁煙にすることには、抵抗があります。

何もよいことのない喫煙だからといって、簡単には禁止・禁煙には出来ません。

折衷案として分煙環境の拡大が望まれることになります。

職場の禁煙は喫煙者にとっても喫煙機会の減少となり、今では違和感もなくなり、近年では

通常化してきた。都立の施設では平成12年までに100%分煙化することを目標にしている。

                     

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