■FISHING REPORT 1月4日 去年と同じパターン


昨年の初釣りは萬司郎丸のキス釣りからと思い、出掛ければ南西風強く出船せ ず、陸 釣りへ流れた。今年もまったく同じパターンに陥ったのである。

早朝、髪切虫さんから電話『引地川の橋の所、路面凍結して いるから気をつけたほうが いいですよ。俺、ドリフトしちゃったッすよ。』
朝方の冷え込みで橋の上は路面凍結しやすいので要注意である。準備をして出 発、引 地川の手前で前方の車もゆっくりと進んでいた。見れば白のワゴンが1台横転、もう 1 台が消防署の脇に突っ込んでいた。髪切虫さんが通った後の出来事。散乱したガラス などを避けながら走れば相模庵の車もちょっと横滑り。髪切虫さんに礼を言ったのは 言うまでもないが、遅れて来た花鳥も片瀬県道で、これまた片瀬川の橋の上でクラッ シュしている車を見 たそうな。そして釣り場で会った人は横横道路で横転炎上した車を見たと。ホント気 をつけたいね。

萬司郎丸の待合室で鉄人と朋ちゃんに御挨拶、でも強風で船が出る気配がないの で 早々に退散、髪切虫さんの提案で佐島にチョイ投げでハゼ釣りに行くことにする。も ちろん途中、コンビニでお約束の酒&つまみを仕入れて。

相模庵と花鳥は初めてのポイント、髪切虫さんは通い慣れている。でも相模湾東 岸 のポイントで風は強い。髪切虫さんに様子を任せて花鳥と相模庵は早速缶ビールか ら。これも釣りバカ亭主の基本であろう。強風で寒い釣り日にはまず体を温めること が先決である。

最初は風の吹き始めで港内は流れ藻でいっぱい、仕掛けを回収するたびに藻がつ い てきて釣り辛い。しかししばらくすると流れる藻がほとんど流れ着いたのか藻が絡ま なくなった。 最初に釣ったのは当然だが髪切虫さん、10センチほどのハゼを釣って『ちいせぇ〜』 とか言っているが羨ましい限りである。髪切虫さんは強風下、誘いつづけ、場所を移 動しながら釣っていくアクティブスタイル。ルアーマンのそれである。オカッパラー は見習わなければいけない姿。
人が釣れるとやる気が出てくるのが常。太目の青イソメをつけて投げる。でも置 き竿にして宴会復帰である。日本酒の一升瓶を車中に常備の紙コップで頂く、寒い日 に は最高のスタイルである。スルメを噛みしゃぶって、キュッと飲れば酒が胃壁に伝わ る心地良さよ!。しばし釣りも忘れようというものである。

忘れた頃に釣れてくるのが酔狂釣法の真骨頂!、1合飲んだあたりで巻き上げれ ば、ブルンブルンと魚信が竿先に伝わる。ジャジャジャーン!釣れ上がったのは18 センチ級ハゼ。う〜んこれは自己新記録かもしれんなあ。えっへん!ちょっと威張り たくなる。髪切虫さんもクジメかアイ ナメの20センチを釣る。花鳥!飲んでばっかしじゃダメですよ。うぁ〜そっそれは !、アメフラシ〜〜〜〜。変なものを釣る花鳥、ナマコとかクニャクニャした物は得 意中の得意かぁ?。紫の汁をいっぱい撒き散らし海の中へ帰っていきましたよ。

さらに相模庵が16センチ級のハゼを追釣、う〜ん髪切虫さんの言う通り、ここは ジャン ボハゼの宝庫か?。花鳥もウミタナゴを釣ってお魚とご対面、髪切虫さんもハゼ、で 相模庵お約束のゴンズイ〜。風が更に強くなり釣り辛いので移動したが、こちらは魚 信まったくなく終了。3時間程度の戯れでした。初釣りなので魚に出会えただけでも 幸せだったよ!。