■FISHING REPORT 1月10日 勉強、勉強また勉強


おととい(1月8日)の釣りは突然だったもので釣れませんでしたと言い訳をしときますが、私の心の中での初釣りは今回のウィリーシャクリタイ五目だったのだ。というわけで船上釣然草のなんまるさんの常宿、腰越港喜久丸さんに3年ぶりにお邪魔したのだ。

前日の天気予報は大雨と2.5mの波が出るという事で心配されたが朝、港に着いてみると凪であり11時くらいまでは釣りができればという想いで舟に乗り込む。休日にもかかわらず天気予報に負けた釣り師がいたのであろうお客は6名の大名釣り。一応なんまるさんがいないか確認。航程10分で釣り開始となるがモヤがすごくてどこで釣っているのかわからない。腰越沖か亀城か???私の仕掛けを紹介しておくとハリス2号3.5m、下からオキアミ、MG、Y、A、Wで、自作のもの。最初は27mラインを攻めるが誰にもアタリがない。3回目か4回目に流し替えたとき底から7.1mくらいで私にアタリ。その引きからすぐタイと分かる。軽い突っ込みを交わし自分でタモを入れたのは船中第一号の25cmのハナダイ。続いてすぐアタリ。こちらもタイの引きだったが、中層で惜しくもばれてしまった。

その後はシャクリのスピード、感覚などに変化を与えながら攻めるもアタリすらない。周りではベテラン釣り師と思われるキッチンゴム手袋の御大二人が順調に数を伸ばしている。ひとりの御大はルアージギングかと思うほどしゃくりあげる。まるでボラのギャング釣りのようだった。

私の不調が続く中、船長がそばまで来て何か言いたげそうだった。しばらくすると私に待望のアタリ、しかし何となくタイの機敏さがない。一応船長がタモを用意し待っていてくれたがフグであった。最後に大物一発狙いで70mラインを攻めに行くも全員不発。納竿となった。さて天気予報の方、2.5mの波は最後に来たのだ。しかしそれは南東からのうねりで足元はべた凪であった。かなり自分としては集中して釣りをしたので身の回りがコマセだらけになっていたので念入りに海水で洗って下船した。

港でお茶を飲んでいると船長が声をかけてくれる。『針、何使ってた?』『チヌの2号です。』『今日みたいな小型が多い日は辛いかもな?』『仕掛けは3.5mです』『それはいいね』『端ハリはオキアミにしましたが・・・。』『それが原因かもしれないね。それと今日はスレがかりが多かっただろ。周り見てそういう強いシャクリに変えなきゃ。シャクリのタイミングはその調子でやれば釣れるよ』『そうですか初心者なんで』『釣り師の中にはポリシーもってやってる人がいるから聞きに来るまでアドバイスできないんだ。』『今度はお願いします。ありがとうございました。』うーん貴重なご意見を頂いた・・・・。でも久しぶりに真剣に釣りをしました。その証拠に今日の釣りの友は一切なし。次へのステップへ頑張るぞ。


Back