■FISHING REPORT 1月16日 大宴会ハゼ釣り踊らず。


今日は気合いが入っていた。いったい何にと言われんばかりの重装備。湘南鵠沼引地川河口へNARI君、おもむろ君とハゼ釣り。釣りはじめてすぐ釣れるのがこの釣りの良いところ。だが一向に釣れる気配が無い。おまけに第一号はお決まりのフグ。お前だけどうして元気が良いのだといいたくなる。餌はジャリメとミミズ。釣りはじめて1時間ハゼからの魚信がない。NARI君がズガニを釣り上げた。まだ水温が低下してないのだろうか。私もズガニ、重いと思ったら2匹付いていた。これは強烈だ。釣れないので忘れ物を取りに帰り、戻ってみるとおもむろ君の竿に待望の一匹!19センチの大物だ。(左写真)お腹に卵をいっぱい抱えてポットベリーな一匹。しかしこれを境にまた釣れなくなる。ということで寒いし俺達はついこうなっちゃうのである。(下写真:七輪に徳利の図)

酔いが回るといちいち竿を確認するのも億劫になってくるので竿に鈴を付けてほっておくので更に酒が進む。しばらくすると私に待望のアタリ。ミャク竿に来たのはこれまた19センチ大型のハゼ。数が釣れないかわりに型が良い。同じ場所へ仕掛けを送り込むとすぐまた釣れた。潮も流れはじめ調子に乗るかと思われたがそうは問屋が卸さない。NARI君はあまりの渋さにヘラウキまで出してポツポツ釣っていく。餌は取られるがハリガカリしないのである。3人で9本の竿を出しているのに餌だけが無情にも取られていく。そのなかにほろ酔い加減の倦怠感が体を支配しまた眠気とともに記憶も薄れがちとなる。時折鳴る鈴の音に心ときめいてみるもそれはボラであったり、フグであったり。

しかたなく橋の下から江ノ島の島影を見ながら一升瓶が軽く空いたころ納竿としたのであった。昨年の大漁からは信じられないような貧釣果。しかし大きさは昨年を大きく上回る。平均15センチ以上だ。個体数が少ないから成長が良いのだろうか?しかしハゼはやはり型より数だ。欲求不満のまま釣りを終えたのは紛れも無い事実である。今日は飲みに来たんだ。焼き肉を食いに来たんだ。そう思えば気も納まるか。昨年の爆発は2月、海や山でも言われるように今年は昨年からの流れ出異常気象か?まだまだこれから期待できるかもしれない。ということでカラアゲにて食して候・・・・。


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