■FISHING REPORT 1月28日 初釣り 基本タックル



「今日は潮がトロトロ行ってんなあ。」

船長の言葉に期待で胸が高鳴る。
左舷で1投目から小型が上がり船長の言葉を裏付ける。
しかし予想に反して魚信は遠い。潮がいかにも澄み過ぎている。

1時間もするとアタリがないので飽きてくる。潮が澄めば魚も目が利く。こませを撒くとすぐ鯖が寄ってきてしまう状況に。
疲れた体と心にスッと手が缶チューハイに伸びて誘惑に負ける。魚は釣れないが天気がいいのと喉越しに潤う酒が最高だ。
ポイントは茅ヶ崎沖65〜110Mとマメに変えてくれるが一向に好転しない。

腰越沖の70Mに移動した11時、竿先がチョコンと入り戻り、「ん?」と思った瞬間また走り出した。
下への突っ込みでマダイを確信、本当に久しぶりなので慎重にやる。

「アタリが少ないから慎重にやってよ」

船長もアナウンス。なんと私を含めて同時に3枚当たったらしい。そんなことを言われたら緊張してしまう。
抵抗が弱まり、気泡が海面に浮かび、スパイラルでピンクの魚体が上がってくる。
後検量810gのマダイ。久しぶりで脱力感。
その後は何の手ごたえもなく終了。
遅くなった初釣りで何とか1枚。満足である。

船中6人5枚 0,0,1,1,1,2という結果である。