■FISHING REPORT 2月5日 相模湾二ノ宮沖に大アジ注意報。


会社の同僚であるMさんとNARI君と江ノ島萬司郎丸よりアジ釣りに出かけた。出船は7:30だが5:00に現地に先乗りして大ドモを確保しようと意気込んでいったのだが先客がおり無念の2〜4番席。Mさんは1年以上ぶりのアジ釣りで良い釣果で帰って欲しいという願いもある。私にとっても電動丸3000のデビューを待ちわびていて気合十分、7時には第22萬司郎丸に乗り込み準備にかかる。土曜日のせいか人が多く22人くらい乗せた舟は一路海上を滑る。二ノ宮沖まで30分の航程だ。船長は人数の多さからオマツリ必至と注意をいろいろ与え、蛍光玉はもちろん外すよう指示。

ポイントに着くと船長の魚群の探索時間がやけに長いのが気になった。大きな群れが見つからないのだろうか。最初は瀬の海の際の方でアンカーを入れ釣り開始。船長の指示タナは水深107Mで底から3〜5M。初めはサバの猛攻を受ける。対策としては餌の赤タンも外してカラバリでやる。そしてむやみにコマセをまかない事だ。集中してパッパッとまく。タナも自分は低めにとって底から2Mくらいにして狙ってみる。するとサバ、サバ、サバと来た後に27CMくらいのアジが釣れた。しかしサバの多さに船長もすぐさま移動を決意、今度は沖側を攻めた。ここで私は33CMの大アジ2尾を含め3匹仕留めてほっと一息。こんな大きいアジが釣れるのは滅多に無い相模湾。なんとか早く10尾まで釣り上げたい気持ちが押さえ切れない。まだこの時点では他の二人はボーズ。しかしMさんが遂に釣り上げた。苦労の末釣り上げた貴重な1尾、そして2尾目も。NARIくんは依然とサバと格闘してダメだ。アジの型が大きくてサバのような強い引きを見せるためにアタリの判断ができにくいのだ。これはベテラン釣り師もそうだったらしい。オマツリを防ごうと強引に巻き上げることや、アジだかサバだか分からないうちにバレてしまったり、人も多いのでオマツリしてアジが外れてしまったり我々3人はとても苦労した。

大アジの食いが悪くなったので船長は中アジ狙いのポイントに変えたようだ。水深は130Mの場所もあり、手巻きの二人には辛い釣りとなった。しかしNARIくんの反撃態勢が整い次々と釣りはじめた。着実に釣り上げていく。 私も10尾釣れたのでランチの準備を始めた。まな板、包丁を取り出し、釣れた尾赤アジを船上で刺身にした。これはMさんの3年ごしの夢であった船上で釣った魚を食すこと。身の締まり方は締まり過ぎといった感じ。まあさっきまで泳いでいたのだからそれもそうか・・・。

残り2時間となったところでアジの大きな群れが舟の下につきはじめた。船中至る所で程よく釣れている。対して私は隣のおやじが蛍光玉付けてやるのでサバが食ってオマツリで仕掛けが苦茶苦茶にされるは、アジは逃げるはで全く釣りにならぬ。このおやじ、オマツリは自分で解こうとせず人任せ。挙げ句の果てには『俺のにはアジがついてたんだ!』と騒ぐ始末。それでもなんとか14尾まで追加。NARIくん8尾、Mさん5尾。30CM前後の良型中心だから満足としよう。Mさんは船中で一番釣れなかったらしく中乗りさんからアジのプレゼント!思わぬお土産ができた。まあ一日楽しく過ごせたと思う。

最後にひとつ、電動リールについて一言、これって楽チン!禁断の木の実を口にしてしまった感じ。

今日の釣りの友
Mさん、NARIくん:真露+持参お湯ポット
相模庵:熱燗ポット

真剣に釣るMさん

我が電動丸の勇姿

Mさんの初獲物良型アジ

NARIくんもやっと釣る。

水深120Mで手巻きは辛い。必死の形相。

上が尾赤アジ。

33センチの獲物。

2尾のなれの果て。激ウマ!


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