■FISHING REPORT 2月6日 アジ、情け無い、御免。


いつものように江ノ島萬司郎丸よりアジ・サバを狙いで出船した。今回は会社のMさん、Nariとの同行。 釣り客が多いせいか、いつもの第二十二萬司郎丸ではなく第八萬司郎丸に乗船した。ポイントは航程45分の二ノ宮沖、船を流しながらの釣りでアジの反応が魚群探知機よりすぐ消えてしまうような状況。1投か2投で何度も何度もポイントをやりかえる。前々日の時化が水色を濁らせ一層アジの食い気を悪くしているようだ。

11時くらいまでムロアジとサバを各一尾の貧果。やばいぞ。仲乗りさんは厳しい状況の中少しづつだが釣り上げている。船頭さんが濁りに強い青イソメを皆に配るも効果なし。困り果ててサバを狙いに行った。サバ、ムロアジ、マルアジが少しづつだが上がってくる。 だが本命のマアジは姿を見せなかった。結局、ムロアジ9匹、マルアジ1匹、 はじめて釣った尾赤ムロアジ1匹、サバ5匹の釣果。

最悪の状況の中、恒例のお土産のワカメを萬司郎丸さんも悪いと思ったのか全員2袋づついただいた。実に心やさしいお気遣いだが釣り人の心はやはり湿っぽい。復讐戦が返り討ちに遭ってしまった。さて、この時期のムロアジだが実に脂が乗っていてうまい。大きさも手ごろなので握りずしにして食べたところ最高であった。半身をそのまま握るとちょうど良い。是非お試しあれ。また南蛮酢漬けにするとこれまた酒の肴に良い。普段は捨ててしまうムロアジも調理法次第と感じた。

余談だが釣りバカ亭主の親父が聞いてきた話。茅ヶ崎の一俊丸の常連で仕掛けを2セット用意してアジを釣ったら魚をはずさず新しい仕掛けをスナップごと取り替えて海へ投入、降ろしている間に魚をはずし仕掛けの準備をして次に備え効率よく釣る人がいるということだ。どうだかわからないが参考までに。


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