■FISHING REPORT 2月10日 潮の流れに翻弄されて。


今回は社員釣行会的のりでカモタニさん、パンダさん、消防弾さん、鱒くんの5人でマダイ釣り、京急大津いなの丸にちょろ松さんを頼って釣行、気合充分の5人に海は頑なに答えを拒んだのであった。

結果から先に言おう。5人でマダイゼロである。船中では1時半にやっと1枚、その後に1枚の貧果、こんな調子では我々素人に釣れる訳が無いのでアール。収穫といえば各々良型のアジを20匹平均釣った事、万年船酔い族の鱒くんが酔わずに最後まで釣りを出来た事。パンダさんの針にイカがかかって良いおかずになった事くらい。

戸惑ったのは潮の流れと船の流しだった。上潮がすごく速くビシが流されるし、潮が速いと思ってハリスマイナス2メートルでもアジが入れ掛かりになってしまう。逆に棚を高めに取ってやると何にもアタリなし。船の流し方も相模湾方式とは違いゆっくり前進ずっと流してポイントを変えていく。相模湾で御馴染みの「ハイ!上げて!」「ハイ!やって!」は一度もなかったのである。だから結構仕掛けが引きづられる訳で棚もちんぷんかんぷん。11時ごろ思い切って船長に聞きに行った。「なにがいけないんですかねえ?」「潮のよどみから上げ潮に変わるときがチャンスだから頑張って。」でもねえ潮止まりから上げ潮って言っても沖上がり1時間前なんで為すすべ無し。事実釣れた方はその時間に釣った訳なんだけど。今回はお手上げでした。沖上がり後のちょろ松さんの作った味噌汁がせめてもの慰めか胃壁をつたって芯から体が暖まりました。まあ相模湾では逆に潮が流れなくて不調だったとか海はつくづく難しい。