■FISHING REPORT 2月12日 アジ釣り、相模湾編


おもむろが2年ぶりの船釣りという。
貧乏釣り師の彼は船釣りに金を掛けるのが嫌なのだ。
きっとそうだ。毎日飲み歩く金はあるのに・・・。

そんな彼を誘うネタ、10回乗ると1回乗れるスタンプカード、これを使うから行こうと。
我々、住宅ローンを抱え、子どももいる身、食糧確保のアジ・サバ釣り、出来ればたくさん釣って帰りたい。

ポイントは江ノ島沖15分くらい、新しく出来た漁港からは初めて出船した。
車を止めるところを間違えて注意されたり・・・・。

ポイント到着、魚探で探索を始めて船が止まらない。
こういう時は嫌な予感がする。群れが固まってないのだ。
食いが悪いし逃げ足も速い。アンカー打たずに釣り開始、そして移動。
イカ釣り船みたいになるのがこういう日の常。

水深105〜110m、コマセを撒いて、アタリが出ない。もう一度底を切ってコマセ、音沙汰なし・・・・・。
巻き上げ、投入を繰り返し、当たったと思ったら巻上げでバラシ、おもむろは2尾釣ってる。
やっと自分にも来て船内に取り込みと思ったらピチピチ跳ねて海へ戻っていった。
なんてこった・・・・。

釣り経験の長い人ならわかるだろうが。。。。。調子が出ないのに輪を掛ける。
隣にジジイが座ってた。そのジジイとよくオマツリするのだ。
ジジイは眼が悪い。すぐ解ける仕掛けもチョキチョキとハサミで切ってしまう。
もちろんオレの(泣。またそのジジイがよく釣る。
そんな経験あるでしょ?。
サバを釣っては仕掛けに御執心でサバを取りに来ない。
足元にあったオレのおろしたての仕掛けに巻きついてグチャグチャ。
こんな日は調子が狂うのである。

ポツリポツリとしか釣れないアジ、鬱陶しいジジイ。
癒してくれるのは酒である。おもむろとの釣行、酒とツマミは大量に持ち込む。
救われたのは天気であった。ポカポカ陽気で実に気持ちよいのだ。
ダイワのアルポット持参でお湯も沸く、カップヌードルも海上で食えば実にうまい。
竹輪や煮卵も最高である。

江ノ島沖、烏帽子沖と頻繁な移動をくり返すが好転せず、船長もかなり気を使って苦労したと思う。
午後からは潮がスゲエ早くなってオマツリ&ペラ巻きつき続出!。
結局、盛り上がりもなく終了。船長の「帰り、御土産がありますので」の聞きなれたアナウンス、今回はおいしそうな目刺し。
船中1〜16尾、アジ釣りにしては不漁と言わねばなるまい。
竿頭は誰かって?オレじゃないオレは11尾。わかるでしょ誰か(涙。