■FISHING REPORT 4月17日 御子元島イサキ・ゲロゲロその2


久しぶりに親父と釣りに行きたいと思っていたので親父の友人に連れられて伊豆は下田須崎の久寿丸にイサキを釣りに出かけた。前日の10時に藤沢を出発。4時間かけて車でひた走った。睡眠不足と着いてから飲んだ日本酒が惨事になるとは。朝起きると船に乗っていないのに気持ち悪い。ゲロを今にも吐きそうだ。これはまずいぞっと心の中で感じた。出船すると運の悪さに輪をかけたように海がうねっている。先週ほどでないもののかなりの揺れだ。しかし周りの人の言うことは違っていた。『こんな凪なんて滅多にねえべ』なんて言っている。外洋は相模湾とは違うのか?ポイントに着くと更にびっくりこいた。

船長の合図とともに仕掛けを降ろせなかったのでしばらく見物していると、1回投入すぐ移動。イカ釣りにも劣らぬ、いやそれ以上のランアンドガンデある。キモチ悪いながらもこちらも投入、すぐアタリが有るもなんだか変。引きが小さいのだ。上がってきたのはメバルやトラギスだ。煮付けに美味しいのでキープ。

ここで仕掛けの説明をしておくと80号のコマセビシに6メートルの仕掛け(!)3本ハリ、長い!ハリス4号。エサもコマセもオキアミの大きいサイズだ。仕掛けが長すぎるしハリが多くてこんがらがる。おまけに当日は大潮ですごく早い。ひゅーって流されてしまう。やっとこさ釣り上げたのは25cmクラスのイサキ、続いて一荷で釣れてきた。親父殿は出だしから好調。2点3点がけを連発。私といえば早くもゲロゲロモード。1回吐いたら楽になったものの、オマツリなんかがあると気持ち悪い。てなこんなでエサをつけて休憩、コマセをカゴに入れて休憩、投入してアタリがあり巻き上げて魚を捕り込んでバケツに入れて休憩。魚をはずして休憩。人が4回投入する間1回しか投入できない。船酔い何とかしてくれー。最終的にはオマツリがやなので1本ハリにして釣っていました。3時間ほどで10匹釣り上げた後は寝ていた始末。しかし寝ていた間は地合いが悪くなったのかあまり釣れなかったとのこと。ほっ・・・。さて好調の親父殿、とどまる所を知らず、32匹のイサキを釣り上げて御満悦。息子は今回は完敗。

船酔いってどうしようもないのですかね。センパアの液状薬がいいというので飲んだけれど30分も経たないうちにゲロゲロ。吐いても釣るんだけれども、どうもリズムがつかめない。どなたか決定的に効く方法を教えて下さい。

さて今回の釣りいろいろ考えさせられる。4時間かけて行き、4時間かけて帰る。船代は13000円。釣れるのはいいけれど、私は朝6時に出かけて10分で着く腰越、江ノ島、平塚が好きだな。一応代金の中に温泉と昼飯が込みになっているけどそんなの無しで安くすればいいと思う。房総の方へ行った方が同じ遠征なら早く着くし安いよ。秋に御子元でワラサをやりたいなと思ったけどやっぱり遠いです。秋のワラサは安くて近い剣崎にすべし。あーつかれたなー。俺には相模湾が御似合いだ。


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