■FISHING REPORT 4/24日 シロギス釣り見学会開催


今回のシロギス釣行の実現の背景には、当ホームページ「よくわかる(!?)キス釣り講座!」でお馴染み萬司郎丸の朋ちゃん、鉄人夫妻の釣技を普段東京湾で釣りをされているやまやさんやツキジさんが見てみたいとのことで、普段見慣れている相模庵も同行。
相模庵的には2ケ月ほど釣りから離れていたのでウォーミングアップというか、海上で春の風に吹かれながら酔っ払うのもいいかななんて。

萬司郎丸は相模湾でのショートシロギスの先駆といってもよく、8時出船で13時までの釣り時間、料金4000円のお手軽さで週末には2〜3艘出しと盛況、子供や女性客も多い。
おかげで春のマダイ舟が出れなくなったのはちょっと寂しい、と愚痴を言ってみたりする。

席は朋ちゃん夫妻が大ミヨシでその後ろを我々3人が座し、見学するにはもってこいの配置。ポイントは江ノ島西岸から島裏にかけて、ビールを飲みながらゆくーりはじめることに。
出船前ギリギリになって線上がぱっと明るくなったと思ったらガミコが乗り込んできた。ちゃんと予約してこないとだめよ。

最初のころはポツポツ食いが立っていい感じ。ツキジさんの竿が大きく引き絞られ、なんじゃこりゃ?の魚はメイタカレイ、眼と眼の間に触ると痛い!って感じるような突起があるんでそれが名前の由来か!?。
鉄人も変なコウイカを釣って外道祭りの様相。
キスのほうは投げて仕掛けを置いておくとコツコツあたりがあって釣れるという感じで、自分くらいの素人が誘って釣ってもアタリなんか来ないといういつものパターン、潮任せが自然でいい。

鉄人と朋ちゃんは次元の違う速さでシロギスを釣り上げていく。2本竿を巧みに操り次々。 特に鉄人の釣技を見てツキジさんとやまやさんは唖然としているようだった。
相模庵も2本でやればいいと思うのだが右手に竿を持っても左手は缶ビールでふさがっているので無理な話である。

11時になってちょうど20尾釣ったので、1尾つけて泳がせてみる。置き竿にするから両手が空いて、缶ビールとおつまみで両手がふさがってこれまたすすんでしまう。
最後までアタリがなかったが買わない宝くじは当たらないので外れてもいいのである。

最終的に鉄人101尾、朋ちゃん79尾で夫妻総額180尾。特に朋ちゃんはタックルトラブルに見舞われながら鉄人に迫る勢いであった。
やまやさん、ツキジさんいわく「なんで釣れるのかわからない」
たしかに見てるだけだと投げて置いて巻いてるだけで魚が付いてきてしまうという印象を持つ。
それがシロギスの貴公子と雑誌に紹介されるだけのことはある名人の真骨頂なのかもしれない。

今回の釣行で少し釣りに対する意欲を回復できた。ものすごく釣りがしたくなるまでちょっと釣りから離れてみようと思ってた2ヶ月。季節もよくなってきたので気負いなく頑張って行きたい。