■FISHING REPORT 5月2日 YAEN DE AORI 32 基本タックル 活きアジ販売所





ゴールデンウィークは沼津、西伊豆方面へのアオリイカ釣行が恒例化しつつある。5/2の晩、会社を引けてからおもむろと沼津木負堤防に向かう。おもむろの遅刻も恒例化しつつあるがこちらはいただけない。家が近くになったのにちっとも改められない。
当日は西からのうねりが懸念され、西湘南バイパスを走っていてもややうねりが感じられる。西伊豆なら尚更なのであろうが内浦は湾になってるので影響を受けないポイントも多いのである。
狩川放水路を抜けると凪であることを確認できる。安堵して予約しておいたアジを受け取る。

アジを確保したら場所確保である。木負堤防は釣りやすいので家族連れも多い、目星を付けてあるポイントが空いているかと思えばそうでもない。今回もそうであり、入りたいところには入れなかった。ただ長い単調な堤防ではあるがアオリイカが寄る所はあるのだ。これは通ってみて経験しないとわからない。
夜10時過ぎ、釣り開始。海上凪、イカ釣り船の漁火がいつものようにきれいだ。そして竿先の目印、ケミホタルの揺れが異変なくアジが泳いでいることを伝える。少し寒いが作業用つなぎを着てきたので腰回りは暖かく気にするほどでもない。カップヌードルをすすりながら当たり待つ。

1時間ほどして私にアタリ、堤防に近いところで当たる。竿で聞いてみると型の小さい感じ、よく走るので止まってから寄せようとすると藻の間を泳いだのか竿先に違和感、これは困ったことになった。とりあえずヤエンを入れてみるもあえなくバラシ。
零時を回るとジンドウイカがアジにちょっかいを出し始める。なかなかヤエンでは掛けにくいがおもむろがヤエンを入れずにアジに抱きついたイカを抜き上げたので夢中になると見境が付かなくなるのかもしれない。

1時前後、今度はおもむろにアタリが集中する。しかし連荘のバラシ、潮が遅いので食い気、やる気共に旺盛でないのかも。ちょっと違和感を与えるとすぐアジを離されてしまう。貴重なアタリを逃して釣れない時間帯へ。私といえばアタリがあれば何とかするぞと思いながらもアタリなし。
朝7時ころ、おもむろにまた当たる。今度は?と願ったがかなわず。今年最初のアオリイカヤエンは撃沈に終わったのである。

木負堤防はアオリイカをストックさせるほどの大きな何かは無く、回遊性のアオリイカを狙い打つ釣り方になる。イカが回ってこないとどうしようもないといえる。藻場、テトラ、ある程度の大きさの沈み根もないのでそれは仕方ない。

釣れないから少しぼやきでも。
釣ってる私たちの真後ろに家族連れが5〜6人で来て釣り始めた。私たちはバックキャストする余裕が後ろに欲しいのに。もちろん他にもたくさん場所は空いてるのにである。どうしてもその場所がお気に入りだったのか?。
アジが暴れれば水が滴り落ちるだろうし、危険でもある。こちらもキャストに力が入らない。
あと、木負は団子釣りの人が結構多い、マダイや黒鯛が釣れるのだが、横に来られて団子を水柱上げてドッポンドッポン投げられると、俺のアジにアオリイカは寄らないよなあと思う訳で。木負はちょっと辛いかなって思いはじめたです。