■FISHING REPORT 5月4日 前評判にはちと遠いが良しとしたい。


GW中の釣りを考えていたところNARIくんが釣りに行こうというので常宿の萬司郎丸へ女性のTさんと3人で行ってきた。前評判では連日の大釣りでスソでも20尾は固いという具合に期待も膨らむ。前日には強風で12時早上がりもトップ70尾という好成績にGWということもあいまってお客は混雑、3艘の船が瀬の海(二ノ宮沖)に向かう。

慎重な潮周りを繰り返し8:15釣り開始!水深100M、風は無風状態で塩は適度に流れている。取り合えず2本針で様子を見る。1投目は空振り、2投目に早くもアタリ、電動リールの赤いスイッチをオンすると快適に仕掛けが巻き上がる。Tさんもアタリが来たらしく巻き上げにかかる。少し濁りの入った春の海に薄茶色の背中が2つ見えた。アジだ!幸先良い一荷でのゲット。底から2Mより50CMきざみで4回コマセを巻いて4Mで待った末の釣果。次投は1尾、入れ食いではないものの飽きない程度に調子良く釣れてくれる。NARIくんも出遅れたもののその後は快調に飛ばす。そうした地合いが続き10:30までに13尾の中型アジを手にする事が出来た。

10:30からアタリが遠のいたので瀬の海の際の60Mとやや浅瀬の船団に混じり小型(15CM前後)のアジを釣ることになった。ここでのアジは活性が良いものの棚を外すとあまり釣れないらしくTさんは不調であった。私は3本針に仕替えをチェンジ、一気に数を伸ばす作戦に出た。アジ独特の小気味良いアタリが何度か竿先に伝わった頃やっと仕掛けを上げると3丁掛けなど含み12:00までに17尾追加。合計30尾として昼食のカップ麺をすする。

午後からは再び中大型のアジを狙い沖へ出るがこの頃から南風が強まりかなり波が立ってきた。仕掛けを入れるとしばらく御無沙汰だったあのアタリがサクッ!。また時折は糸ふけとなってそいつは表現する。猛攻だ!。入れるたんびにサバサバサバ。波が高いのでアジのアタリを取っても口切れなどあり結局2尾追加したのみ。波の方も3M近い大波も来て近くの船の底が見えるくらいに荒れてきた。当然この頃から気持ち悪くなってくるのだが船長のやさしい計らいで14:30に早上がり(萬司郎では通常15:00くらい。釣れないと16:00近くまでやってくれる)となった。キープはアジ32尾、サバ3尾と満足としよう。当日の3艘の釣果7〜60尾、我が船にはヒラメのバラシが2回ほどあり平日などの空いているときは泳がせで狙うのも一考。お土産も十分で来たのしい釣行となった。

苦労して貯めたポイントカード。こいつのおかげで今日は2000円で乗船できた。

仲良く釣るNARIくんとTさん。Tさんビシアジ初挑戦に100Mの水深が右腕に重くのしかかる。

瀬の海で初めてこんなたくさんの船を見た。ビシアジ大船団は遠く葉山の船まで。

本日の釣果、庭に転がしてみました。

左:房総名物なめろう、たたきに味噌、生姜、ねぎ、しその微塵切りをダンゴにしたものを酢に漬していただく絶品の一品。右:サンガ、漁師料理の定番、なめろうを酢に漬けずに表面を焼いたもの。香ばしい香りが食欲をそそる。


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