■FISHING REPORT 5月8日 のんびり竿出せりゃ幸せ


会社の上司や仲間と陽気が良くなったので大磯海岸にキス釣りでも行こうと計画して車を走らせていたところ渋滞が激しいので相模川の河口、須賀港脇で適当に遊ぶことに変更した。メンバーはT部長、Fさん、おもむろ、私の家族である。このあたりは汽水域なので何が釣れるかまったくわからない。早速各々が好き勝手な仕掛けで釣りをはじめた。

竿を1本投げ込んでは『プシュー』っと缶ビールを開け飲んで釣っているのでみんなそんなに真剣ではない。休日をゆっくりと楽しみたいのだ。しばらくすると鯉師のFさんの竿が大きくあおられた。始めはそんなに大きな引きではなかったがだんだん暴れてきたのでナンダナンダということになり私がくるままでタモを取りに帰りすくいあげると70cmのでっぷり太った鯉である。Fさんもすぐ釣れるとは思っていなかったらしく驚いていたが一応先週の北浦の雪辱は果たせた形となった。

私の竿には10cm程度のヒイラギがよくかかる。ぼけっとしていると妻が何か叫んでいる。置き竿にしていたコマセサビキの竿が激しく揺れていた。強い引きと突っ込みに耐えて上がってきたのは 40cm級のボラだった。悲しい・・・・・。ハリは伸び切る寸前であった。

T部長はウキ釣りでのんびりとハゼの仲間を釣っている。陽も上りのどかな陽気だ。昼になりおもむろが遅れてやってきて彼も釣りを始めた。適当な時間に適当に魚が釣れるので飽きるということはなく最高だ。そうするうちに私のジャリメをつけたぶっこみに50cmの鯉がきた。おもむろにもアタリ、なんか重そうだ。しかしあまり暴れないらしい。夜ならウナギだが真っ昼間である。巻き上げてみると『ぎゃははっはっは』なんとエイである。おもむろは続けざまにもう1匹エイを釣り上げエイ大魔王の称号を与えられたのであった。その他には私が25cmのマブナを2匹、おもむろが25cmボラと30cmマルタ(ウグイと似ている)を1匹つり午後4時頃納竿とした。エサを知らないおじさんにもらったので余ってしまった・・・・・・・。ニヤリ。


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