■FISHING REPORT 5月13日 ツキもなし、腕も無し。


会社の釣り大会があって外房にイサキを釣りに行ってきました。長年釣りをやってきたけど実は外房は初めて。外房はチョットという気持ちもあり避けてきたんですが、前にも2回ほど計画したんだけどすべて大風でお流れ。今回も台風1号の通過があって中止だと思ったんだけど決行という事になりまして即死を覚悟しました(笑)。

5:30河岸払いとなり船は23人の釣り人を乗せて大きなウネリの中ゆっくりとポイントへ進みます。私は左舷ミヨシより3番目に席を取り、勝浦沖の35Mで探索開始、水面から20〜25Mのタナをキッチリと攻めます。仕掛けはイカタン(染めてない)を餌に3本針、アミコマセ。数投後私にもやっとアタリ、巻き上げてみると肉厚のアジでした。隣のM山くんはもうダウン、私も気持ち悪くなりリバース、胃を空にすれば多少は楽になります。船の中には至る所で死体の山が築かれていますが頑張らんと・・・・。右舷ではイサキ、アジ、ハナダイと好調に釣れているようですが左舷は不調、ビシが船底に潜り込むくらい潮が速く船長も『潮が速えぇおう!』。まじめにコマセを振ると皆右舷に行ってしまうのか?やっとイサキを釣り上げた頃にまた気持ち悪くゲロゲロ。続けてまたゲロゲロ。計3回、朝1時間くらいでリバース。しかし相模庵これを最後に吐かなかったのである。その手段とは船長が群れを探索している間は横になって寝て、開始の合図が出ると釣る。それと周りが目に入ると波の高さが分かるのでカッパのフードを目深く被り竿先に一点集中した事です。これでも4Mくらいのウネリがくるのでエレベーター状態で気持ち悪いんですが何とか釣りは続けました。

しかし私の腕が悪いのかアタリがなくたまに釣れればソーダカツオやアジ、ウネリも次第に高くなりタナをキープするのが苦労しました。11:30沖上がりとなり結局イサキ、アジ各3尾、ソーダ1尾の釣果でした。トップは大ドモのベテラン氏が40尾弱で優勝これは当然としても2、3位は船釣り初めての方でやはりトモの釣り座。船長も『今日は右舷ばっかり釣れるおぅ〜』と左舷より右舷、ミヨシよりトモと貧乏籤を私は引いてしまったのでした。ミヨシに入った本命と目された消防弾さんやY課長も釣果的にはパッとしなかったようです。しかしこれほどまで差が出てしまってそれを腕でカバーできないのは本当に情けなく釣りはしばらくしたくない気持ちになったのです。

この日は釣果は散々でしたが妻の家族にイサキ料理を喜んでもらえたのと大ウネリの中リバースしつつも釣れたのが良かったです。今度はもしかすると荒れやすい御子元のワラサも行けるかもしれませんね。でも外房や鹿島灘、南伊豆は海が荒れやすく出船機会に恵まれないのかもしれないのだけど船賃が高いですね。釣りの時間も6時間だし。今回も飯付きで1万円、南伊豆も飯付きで1万3千円。飯いらないから安くしてくれ〜。こっちは気持ち悪いんだ。萬司郎なんか8千円で8時間釣らしてくれるもんな〜。波も小さいし〜相模湾は〜。 まあ凪の日にもまた挑戦しましょう。

今回いろいろお世話になった消防弾さん。ちょっと釣りには苦労されてたかも。

船中至る所に死体?が転がっていた。

画像ではわかりにくいが4M級のウネリが襲い掛かり隣の船のマストしか見えない。

大会参加者の面々。船が揺れるのでピンボケ。

釣果の一部。上は良型のソーダ。下はイサキ、アジ。

イサキのお造りが妻の家族に好評だったのがせめてもの救い。


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