■FISHING REPORT 5月6日 YAEN DE AORI 25 基本タックル 活きアジ販売所





髪切虫さんが網代にカサゴを釣りに行きたいという。平日の夜の釣行で便乗して イカ狙い。
2年ぶりに行った網代は新しい堤防が出来ていて変わっていた。

相変わらず水の流れが悪く赤潮が発生しており、新堤の建造がなおさら水の流れ を悪くしているようにも感じられる。
ポイントに入るとき隣の釣り師にあいさつ。

「昨日なんて100人くらい来てたけど誰も釣れないよ。ヤリイカが一杯あがっただ け、俺なんて14日間連続で釣ってない。」

70歳は越えているだろうか、老人の言葉に絶句。
とりあえずやってみないとという事でアジを泳がせる。
2本目の竿を準備しようとして竿先が折れているのに気がついた。ショックで か〜し。
ケミホタルを装着して2番目のガイドから糸を出すことで応急手当。

アジを海に入れるとすこぶる泳ぎが悪い。
網代の海は汚いのか酸欠気味なのかアジの弱りが早いのである。
活かしビクを海中につけてアジを生かしておこうものなら死んでしまう。

アジを投げ返そうと回収するとアジの背中が食われている。アオリの食い跡では なくメトイカかムギイカ。
なんだとりあえずイカはいるじゃないか。
死にイカを投げると早速乗ってくる。小イカに対応した自作オリジナルオカサン ヤエンの80%サイズを入れ、小イカの掛け方の教科書どおりに操作すると運良く掛か る。サイズが小さいので抜き上げるとムギイカだった。

アタリはあるもののヤエンを入れることはできず、また翌日会社があるのでこの 1杯で終了としたが、隣に入ってきたウキ釣り師は電気ウキの下に餌木を2個つけて 10杯以上釣っていた。海中にも電気をつけるようにしたウキ下は2メートルで表層 を回遊するムギイカを見事に釣っていた。参考までに。

髪切虫さん、カサゴの釣果なく終了。最近の網代は魅力ある釣り場には思えない 印象。
老人釣師の釣果はひどいが、真鶴〜熱海方面のほうが潮どおし良く、回遊性のア オリが入ってきていいような気もする。