■FISHING REPORT 5月18日 今度はマダイがノッコンだ! 基本タックル


リベンジを誓う、この言葉が印象付けられる釣行となった。4月16日、松輪でノッコミマダイを狙った私たちは一尾の顔を見ることなく撃沈、その悔しさで当日に平日の木曜日に仕立の予約を入れてしまう。

5月生まれの私、勤め先では誕生月に1日休暇を取っても良いというユニークな制度がある。 この制度をこの日のために充てることにした。妻にはギリギリまで内緒で(笑。

参加者はイカヅノ大佐、お友達2人、私の4人。右舷ミヨシに大佐、左に私、艫にお友達2人に布陣。
定刻の5時半にスタートダッシュ、今日は船も少なく船長は期待できるという。平日釣行の有利さを十分生かしたい。

潮回りをして第一投、艫の2人の竿が曲がる。うげええ!、イカヅノ大佐と私、ジャンケンで負けた不運を恨む。
右舷艫から1.8キロ級が取り込まれたあとに、左舷から3キロ級が上がってきた。
ミヨシには松輪サバやメバル、メジナくらいしか上がらず苦戦。

「ここ数日みたいな食いはないなあ。でもそろそろ前の潮になるからさ」慰めてくれ る船長。

棚をマメに探ってマダイの居場所を探す努力は怠らない。

時間は9時を回ってきた。9時から平日は株式相場が始まる。携帯電話で株価チェック。狙っていた株が下がっている。迷わず注文を入れてパスワード入力!。(この日の最安値で株は買えた!)

携帯越しに竿先がククッと海中に刺さる!。慌てて竿をつかみ軽く合わせ。
どうしてこうも竿から目を離すと当たるのか?。不思議である。
3回ほど突っ込みの際に道糸を送り、マダイをかわす。必要ないかもしれないが慎重に。
波立った海面越しにスパイラル浮上した白い魚体。マダイだ。
後検量2キロの満足できる獲物。すごくうれしい。

あせったのは顔を見てないイカヅノ大佐だった。大佐は型に不満ながらも700グラムを釣り上げて坊主回避、左艫でも1キロ級が取り込まれる。
そのあとさすが大佐、2キロ級を引き寄せ、実力を見せつける。

船長が勝負あったなあと帰港を促した時に右艫で1キロ級が取り込まれ、風雨で寒く、みな満足したので12時に早上がりとした。
4人で2・2・2・1の釣果。全員顔見れてリベンジを果したのである。