■FISHING REPORT 5月21日 古きを温めて新しきを知る。


朝起きると頭が痛い。完全に飲み過ぎだ。前の晩、船上釣然草のなんまるさんやえびす丸釣り日記のちょろ松さん、相棒さんとのオフライン飲みーティングが釣り談義で盛り上がり思いのほか酒量がすすんでしまった。今日は妻が用があるので子守をしなくてはならない。子守もろくに出来ないのだから釣りに行くしかない。まあ教育も兼ねてだ。我が家から江ノ島までは自転車で20分、釣り竿と息子を乗せて自転車をこぐと暑くなってきた。おまけに二日酔いで頭が痛く気持ち悪い。

なんとか島きち丸についてジャリメを購入する。ここは知る人ぞ知る隠れたえさ屋だ。片瀬川を覗いてみるとおじさんが釣りをしているので話し掛けるとコハダが15匹ほど釣れている。朝9時くらいだったので結構上がっているようだ。新子と呼ばれるものは確か美味しいと聞いた事があるのでおじさんにたずねてみるとやはりうまいらしい。おじさんは大堤防で小アジが釣れているよと教えてくれた。昨晩相棒さんと最近江ノ島では釣れなくなったと話していたのだが・・・・。江ノ島大橋を渡って左に整備された護岸がある。そこで投げ釣りを始める事にした。この場所で投釣りをするのは20年ぶりくらいか?暑くてたまらないので、まず缶ビールを開ける。おいおい二日酔いではないのか?仕掛けをセットして投入しつまみがないのに気付いて買いに行った。帰ってくると観光客のおじいさんに話し掛けられ長野から来たのか松本サリン事件の話をしていた。

釣りに行くと誰もがやるのが周囲の釣果確認。御多分に漏れず見てまわるとまじめにクロダイをやっている人が4人くらいいる。大堤防では秋口に釣れるのだが、この場所で釣れるのかと思い聞いてみると確率は良くないが取れるらしい。当日はボラが良く上がっていた。別のおじさんは護岸の石積み(再整備されたときに石垣状になった)で網で4センチくらいのエビを取っていた。結構取れているのにはビックリした。夜メバルで使うのだそうだ。上州屋で買うと1匹50円くらいするからな。自分の釣りの方だが暑いので6〜7投して帰ってきた。釣果はヒイラギが2匹。子供の頃はこんな魚が釣れても嬉しかったっけ。餌があまったので隣の親子にあげ、釣り談義。キスやイシモチ、舌平目、クロダイが良いときは釣れるのだそう。もう少し水温の上昇が望ましいとの事。へー昔と変わってないんだと一安心。お昼12時息子が帰りたいというので納竿とした。家に帰ってみるとうんこを漏らしていたので良かった。

息子と竿を自転車に積む。

湘南の釣り人ならば誰もがここで釣りをした経験があるはずだ。

ヒイラギが釣れた。ご覧の通り釣り場は整備され板張りになった。

小動岬腰越港遠景。遠くには我が母校も見える。

これは発見だった。現在の大橋の西側に前の橋の木造橋脚が現れた。30年ほど前に砂で埋め立てたのだが浸食で現在は橋の下に海水が入っている。明治のものか昭和初期のものか?


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