■FISHING REPORT 5月23日 マゴチもお目見え


好調を伝えられる平塚・庄三郎丸のシロギス釣りに会社のNARI、Tさんと行ってきた。Tさんは船釣りは初めてらしいが女性ながらジャリメはOKという剛の者。おまけに酒豪だ(これは関係ないか)出船すると船がすぐ止まった。相模川の吐き出しでとりあえずやるらしい。しかし誰にも釣れてこない。水面を見ると赤潮が少し出ているようだ。そこではTさんが1匹、私が1匹とメゴチ1匹釣ったのみだ。

場所を平塚西浜方面へやり変えて少しづつだが釣れるようになっていった。私はシロギスを生餌にしたハモノ釣りを楽しみにしていたので早速実行すると1投でアタリが出た。小刻みに震える竿先をじっと見つめ食い込むのを待つ。大きく竿が引き込まれると同時にゆっくりとあわせてやると特有の引きが伝わってきた。途中一瞬ばれたかと思ったが船長の玉網裁きで上がってきたのは40cmのマゴチである。よーし、お土産ができたぞう、もういっちょ!と意気込むも餌のキスがな〜い。シロキスを釣るのが一苦労なのである。

NARIとTさんも苦戦はしているものの特にTさんはかなりのやり手と見た。まめに釣り上げている。しばらくするとNARIのキスのかかった竿が急に引き込まれ竿が大きくゆすられた。直感的にマゴチの引きと確信したが、しばらくやり取りしてばれてしまった。私の引きよりかなり強かったので50cm以上はあったと思われるので悔やまれる。2本のハリに1匹キスが付いていたので一荷で付いていたのをマゴチが食ったのであろう。

キス釣りっていうのは陽気がいいし波が穏やかですぐ眠くなるし、そのうち船酔いで気持ち悪くもなるし、あまり好きではないのだけれど、ヒラメ、マゴチ、スミイカ狙いは別格に楽しい。終了間際に胴の間のおじさんが大物をかけ、やれヒラメだ!などと15分くらいやり取りをして他のお客さんに囲まれるなか上がってきたのはジャンボなエイ。船中の落胆ぶりと何だ騒がせるなよという空気がおもしろかった。シロギスの釣果、私17匹、NARI、Tさん合計で28匹。貧果という感じ。船中もそんな感じでした。しかし別船のひげのおじさん70匹釣っていた。うーん、やはり腕の差、仕掛けの差、努力しないといけないな。獲物は我が家でテンプラ、湯引き、マゴチはもちろん洗いにして食べましたよ。最高でしたね。


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