■FISHING REPORT 6月10日 ビギナーズラックと釣りキチ誕生


今回の釣行は5月の御宿でのイサキ釣りで即死(泥酔)したM山くんが波の静かな場所で是非リベンジしたいというたっての願いから実現したものである。会社のTさん、消防弾さん、M山くんと4人で松輪港は瀬戸丸に出かけてまいりました。M山くんは前回2〜3回仕掛けを降ろしてダウン、魚との対面も出来ずじまい。

今回松輪へは初めて行ったので勝手が分からず往生しました。わかった事・・・・。氷は買ってこないとない!。コマセはオキアミも可能。松輪の釣り人は皆殺気立っている???マダイに対する心意気?。

5時出船、港を出ると早くもウネリ、朝から寝不足で船に乗る前から気持ち悪かった相模庵、覚悟は決めてある。20分ほど走って釣り開始、我我4人は左舷胴の間、準備をしているだけでも気持ち悪い。船長が指示する棚は水面から40メートルまで落として、35メートルで待てという。素直に信じて忠実に釣る。あとでわかった事なのだが水深が50メートルあって、ビックリシタ。ちょろ松さんに底から15メートルで釣ることもあると聞いていたので、ああこれかとすぐ納得したのだった。

開始早々左舷艫の方が小型ながら1枚上げた、ミヨシでも右舷でも、他船でも釣れているのが見える。我が竿にもアタリがないかと誘いなど入れてみるが反応なし。時たま餌がかじられるものの食い込みがない。気持ち悪くて釣りにならないM山くんに消防弾さんが実地指導する。棚を切った瞬間ズドン!竿先が刺さりマダイとの戦闘が始まった。渓流釣りのスペシャリストである彼の言葉を借りればこんな引きは初めてだとなる。竿先の固い先調子の貸し竿で釣っていたためにそれほど大きい魚ではないと思っていたのだが・・・・。何度かの突っ込みに玉網を持った中乗りさんも慎重にやるように指示。一瞬軽くなってばれたかと思いきや大丈夫だった。誰もがばれるなと心の中で祈っていた。中乗りさんの玉網が道糸を寄せる。ビシを手に持った時、ハリスが緩んだ。外れたか?いや大丈夫だ。マダイが玉網に入った瞬間、歓声が上がった。良型だ!。M山くんが両手を挙げてやった!やった!と叫んでいる。中乗りさんが『危なかった、針が外れている・・・』と玉網の中を見た。あと検量2.57Kgの本日最大のマダイ、釣り開始早々30分の出来事であった。M山くんはこの日、これ以降竿を持つ事はなかったのである。もうーいいと満足感に浸り沖上がりまで爆睡。

さて残されたベテラン?三人衆。どうなったか?推して計るべし、ビギナーズラックにすべて運を持っていかれてアタリ一つなし。沖上がりのあと休憩所で7500円のソバを頂きながらおかみさんに言われる。『だいたい初心者連れてくるとそういうものなのよ〜それではまっちゃうのよ〜。』と。そういえば去年NARIを連れていったときも貸し竿で彼が・・・。キーポイントは貸し竿か・・・。よーし今度は俺も!。クーラーがカラで帰ったのは何年ぶりか?外道も何も釣れないのだから。マダイ、イサキのリレー船のほうにしておけばと後悔したがM山くんがリベンジしたので良しとしよう。今回は彼が主役だったのだから。明日は会社でヒーローだろうな。

俺はマダイはだめだなっと正直感じた。秋から萬司郎丸で修行しようっと。やはり船長について勉強しないとな。トホホ。

中乗りさんに指導されながらへっぴり腰でマダイと格闘するM山くん。

早く写真撮ってくださいよ〜。顔は笑っていても吐きそうで我慢している。

釣ったときには腹が太っていたのだが陸に上がる頃にはへこんでいた。浮き袋の膨らみだったのか?。

得意満面!こんな魚はもうしばらく(一生?)釣れないよと言ってやった。

瀬戸丸の休憩室の前で今日のヒーローたちと瀬戸丸ホームページ用の写真撮影。

2周連続でボウズの消防弾さん。希望されて画像を載せて欲しいという。メル友に自分の姿を見せたいのだとか。メル友というのは女性らしくその素性は○×▲□という情報もある。


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