■FISHING REPORT 6月16日 噂には聞いていたがこれほどとは。


梅雨どきに辻堂海岸でイシモチの良型が釣れることは2年くらい前から聞いていた。しかし昼間はサーファー銀座となるので狙いはは必然的に夜となる。夜釣りといえば本来は網代に行ってドラグのジージーをいっぱい聞きたい気持ちなのだが妻がいつ出産するか分からぬ現状ではそれもかなわず、走って帰れる辻堂海岸は釣りの虫が疼くのをなんとか押さえる最低線のポイントであった。

NARIとともに9時半より釣り開始、最初は駄目だったが1時間半の間に彼だけ良い思いをしたのである。結果からいうと25&27センチのイシモチ、これは産卵を控えてでっぷり太ったナイスバディ、そしてシロギスの18センチを釣り上げた。辻堂海岸では大量の範疇になると思う。ではその釣り方とは?。

まず肝心なことは遠投しないこと、波が割れるくらいの位置へ軽く投入する。水深は腰までくらいしかないのではなかろうか?。そして、さびかないこと、糸ふけを取ってじっと待つ。そしてアタリに集中する。もしあなたが釣りをしていたら1分も経たないうちに餌が取られてしまうのに驚くはずだ。なにやらいろんな魚が餌をつつくらしい。だからこそ投入後、最初の1分に全神経を集中しアタリがあったら電撃フッキングをかます。それがNARIの導いた結論であった。餌は青イソメ、普通の投げ仕掛けでよい。胴付き仕掛けならさらにアタリが取れ易かろう。

妻が軽い陣痛になったが結局引っ込んでしまった。ならば網代に行ってもよかったのに。しかし釣りに行ったことは怨念として残る。NARIは海中に携帯電話を落としたらしく後で気づいて探しにいったが満ち潮にさらわれ、相模庵のデジカメは不調で、中身が全部消えてしまった。だから今回も画像は無し。女の怨念というものは恐ろしいものだ。え?相模庵の釣果?もちろん怨念で駄目。美味しそうなヒラツメガニを釣り上げたが、こともあろうに腹いっぱいに卵を抱いていて、相模庵に向かって「早く帰ってきなさい!」と言ったとか言わないとか・・・・・。