■FISHING REPORT | 7月20日 | 耐久リレー |
ショウサイフグ、釣ってみたいとは思わなかったけど、食いたいと思うのは食通でな
くともあたりまえ。
やまやさんの定宿、吉野屋さんは、かつて作家山本 周五郎が船宿の二階に下宿して い たということもあり、「青べか物語」にも船宿 千本として登場している由緒ある 船宿。大型船も10余隻あり相模湾最大級の庄三郎丸より大きいかもしれない。 待合室には干潟に脚立を立てて釣ったとされる昭和11年のアオギスの魚拓(40センチ くらい、今は絶滅)も飾られ、歴史と風格を感じさせる。 航程1時間、船は大貫沖に向かう。仕掛けは10号のナツメオモリの下に餌をつける大
きな針、その下にカットウ、オモリの上には食わせの針が3本ついている。
船中、はじめはなかなか本命が上がらない。凪の海面にはシコイワシのナブラで沸き
立っている。外道で釣れるサバや、シーバスが追いまわしているのだろうか?。すご
い数である。
食わせの餌にもイワシが食らいついてくる。
「釣れる時はバタバタッっと来るんですよ。」14時過ぎからやまやさんが連釣する。
ちょっと投げて沖目で掛けている模様。
最終結果はやまやさん4、相模庵2、船中トップも10尾くらい。言い様もない疲れに 帰路は船内で爆睡して16時過ぎに帰港。 さて、帰港しても忙しい。17時半よりアナゴ。東京湾横断道路を2往復するなんて過
酷な釣り、そうか、合計で3時間以上も船で走るのか。
また40分走るので40分寝れる幸せ。朝3時半に起きたので眠気も相当なもの、船底の
振動お構いなく熟睡。
やまやさんは最初の1本がなかなか不発。おまけに右隣が連釣するもんだから。でも やっと出ました。ちょっと時間が掛かったのは今シーズン200本目のアナゴゲット。 それからは解き放たれたように釣っていきます。 20時には船上でうどんが振舞われ、遠方の花火も見物でき楽しい夕涼み。まあシーズ ン終盤のアナゴなのでアタリは遠いんで、場の雰囲気を楽しみながらということ。横 断道路を渡る暴走族も愛嬌のひとつ。 やまやさん5本、相模庵4本、釣果も御愛嬌。 フグ&アナゴの釣果ははすべてやまやさんから頂いてしまって、釣友からも生活保護 を受ける相模庵です。フグはてっさ、しゃぶしゃぶ。アナゴは天ぷら、サイズの良い ものは煮アナゴ、骨せんべいもマイウでした。やまやさんに心から感謝します。 | |
賑わいを見せる船着場。 | |
エビと餌付け、カットウ。 |
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やまやさんはスピニング。 |
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大きい樽にこのサイズ。 |
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横断道路に夕日が映える |
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ナイスサイズのアナゴ |
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釣れなくたってうどんは美味い |
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なんちゃってテッサ |