■FISHING REPORT 8月31日 マゴチ!湘南のハゼガンバレ!


金曜、土曜のハゼ釣りの布石が東京湾マゴチに対して効果的に花開くのか?、この日にすべてが試される。
ここで結果を出さなければ2日間に渡る4時起きは何だったのだと言う事。釣れるのかという不安は早朝のハゼ釣りで解決した。
船着場の近くで釣れるハゼは自分らが釣ったハゼよりも二まわりくらい小さかった。他の場所で大きなハゼを釣ってくる人たちもいたが、明らかに平均サイズで湘南のハゼは上回っていたように思う。大きいハゼはアピール度が違う。それだけ大物マゴチも狙えるということらしい。

7時出船、やまや、おもむろ、相模庵を乗せた舟は羽田に向かう。着いたポイントは羽田空港の滑走路のそば、よく見れば以前シーバスで攻めたポイントのわずか沖。最初なので中型のハゼをつけて送り込む。着底とともにいきなりハゼが押さえ込まれる。どこで合わせるかがわからない。早合わせは禁物、しかしいくら待っても引き込まれずハゼは元気なまま戻ってきた。
マゴチがハゼを押さえ込んで食わず遊んでいるのかもしれない。そのうち潮が流れてきてマゴチの活性が上がる。船中の至るところで歓声が上がるが我々のところまで回ってこない。
アタリ、竿が押さえ込まれる。潮が流れるし船が動くのでマゴチに違和感を与えないよう竿を緩めず張らずで送り込んでやる。ハゼを飲みこんだらグっとスイープに合わせて針掛り、この場合電撃フッキングは禁物。水深が浅いので難なくあがる。40センチ弱のマゴチ、とりあえずホッとする。

普段マジメな方が何かやらかすと余計面白い。今日はやまやさんがパフォーマンス。やまやさんが竿を離れるとなぜかマゴチがあたる。
やまやさん、船室に荷物を取りに行く。荷物は船室に入れちゃうのがやまやさんの流儀、わぁっ!やまやさんの竿が落ちる、今にも引きずり込まれそうな竿。自分の竿を左手に持ち替え右手でやまやさんの竿をつかんで片手でフッキング!。なんとなくいい型か?、「やまやさ〜ん!」、やまやさんが戻る前に船長が竿をつかんで巻き始める。船長やまやさんに竿を渡さず、やまやさんに玉網取りをさせる。50センチ弱の良型。

小さいマゴチも釣るわ釣るわやまやさん、3匹の20センチ級を手にする。自己最小記録を次々に更新して苦笑い。ハゼをすくう熱帯魚用の網に入れて笑っている。自らの倍の大きさの魚を食おうとするマゴチのフィッシュイーターぶりがよくうかがえるシーン。

好調だったのはおもむろ、午前の部で4尾釣り上げた。もう師匠と呼ばなくていいよ。それにしてもアタリがない。やまやさんは午前中11回もアタリありと、で、6尾ゲット。相模庵はアタリ3回で1尾。棚ボケ?、いいえ棚はしっかりキープしております。釣り運が無いのは前にも話したけど、運も実力のうちということだから泣きも入る。アタリがあれば高確率で取ってやるぜの意気込みだけはある。

午前中はやまやさんが竿頭、いったん船着場に戻って昼食。強風が懸念されるなか再出発。横浜沖から鶴見など近場を風を避けて釣りをする。開始早々アタリがあるが待てど食い込まず、残念。岸ではバーベキューをしながら泳ぐ人たちがいる。横浜港で泳がないで欲しいと思うが、意に介さず素モグリを楽しんでいる。きたねえなあ。

大黒釣り公園の前で1尾仕留めた。こいつは引きも強かったので良型かと思ったがたいしたことない。大きなハゼをつけているんだから大きなマゴチが来れば良いのに。「怖気づいたか?東京湾マゴチ!、どいつかこのハゼを食うファイトのあるやつはいねえのか!?」と心の中で。

夕マヅメのチャンスは羽田から鶴見、船長はここぞというポイントを何度も流し代えてくれるが拾い釣り状態の船中。おもむろが連荘で釣り上げる場面もあり盛り上がりを見せる。が、ビッグマゴチからの魚信は最後まで無く。最終結果1日通しでやまや7、おもむろ6、相模庵3、マゴチとしては釣れている状態ということなのだろう。

家に帰ってマゴチをさばいたが45センチ以下はあまり食うところが無いというのが正直感じるところ。小さいマゴチは迷わずリリースしたほうが良さそう。成長度が遅いらしいので資源保護にもなる?。
あと、魚を掛けると船長が飛び出して必ず玉網ですくってくれる。どんなに小さくても。あれはちょっと気が引ける。まあそれだけ釣果を大事にしている熱意の船長と言う事。
ハリス4号16ポンドなら60センチまではゴボウ抜きで大丈夫だろう。口の中を見てバス同様のザラザラでもそう確信する。口の横にかかっている場合だけど。固い部分に浅掛かりじゃチョット辛いか。

ちっけえけど、とりあえず。

やまやさん、貫禄で釣ります。

数分おきにジェット機が。

おもむろ、前に突き出してます。

羽田沖、やまやさんと私。

おもむろ、また前に突き出してます(笑、会社の広告も誇大広告してるのでしょうか?