松輪の美喜丸仕立釣行は年末に1年の予約をする。 なので予約日に魚が釣れているという保証はないのだが・・・・。

釣行日（日曜）前の木曜日、ワラサ爆釣の報が入った。果たして日曜まで続いてくれるのか？。 金曜は釣れている、土曜は？と船長に電話。

「週末で船が多くなってやや食いが落ちたかな、でも後半は城ヶ島でも食いだしたよ。」

日曜だと土曜にも増して船が多いんだろうな。船が多いとワラサが各船のコマセに散ってしまう。
果たして我々にワラサは釣れるのか？。

メンバーは成兄、重兄、Ｋさん、イカヅノ大佐、たけちゃんたけちゃんといつものメンバー。
駐車場が異常に混むというので３時港着。眠いけどビールを飲みながら車の中でゆんたく。
５時ごろになると停めれない車で港内が渋滞と、我々の早めの集合は大正解であった。

くじ引きで決めた席は左艫、南西風がやや強いが海上の波はそれほどでもなく、殺気立った船団が剱崎を目指す。
船長はもうひとつの手を画策していた。僚船が釣りをしている前の日の後半食った城ヶ島が気になっているようだ。
城ヶ島には協定釣り開始時間がない。船を剱崎に向けながらも僚船と盛んに携帯電話で話している。

「タイが３枚食ったって！。タイが食えばワラサも食うはず。城ヶ島に行くよ」

走る船団からそれて180度Ｕターン！。朝の荒食いに間に合うか！？。
これはギャンブルでもある。剱崎の多数の船団の中で釣り切るよりも船の少ない城ヶ島と踏んだ船長を信じるほかなし。

水深45メートル、第１投、コマセを撒いてすぐ巻き取り第2投、左舷胴でＫさんの竿が早速突き刺さる。
右舷艫の成兄のもほぼ同時、するとオレの竿もズドン、竿を手に取ると久しぶりのこの引きの感触だ。
ハリス８号なので少々強引に巻いて３キロゲット、成兄は取り込みでバラシてしまう。
第3投、ワラサの血抜きをして竿から目を離していると。。。。

「あたったー」

船長の怒号、あ、オレの竿！。重兄、成兄にも当たって船上興奮状態。
取り込まれたのはやはり３キロちょい。

早々と２本取り込んで一安心、プシュッと人差し指が缶ビールにかかる。
ミヨシのイカヅノ大佐、たけちゃんには当たらず、本人たち相当焦っていたらしいがそこから数を延ばし始めたのはさすが。
イカヅノ大佐は２キロ弱のマダイを最初に、そのあとワラサをポツリポツリと追加。

活性の高い時間帯が過ぎてもイカヅノ大佐はアタリを出して違いを見せつける。
釣れる人がいるということは魚はいるということ、こちらもサボらずに入れ替えるけどアタリなし。
食いが悪くなったときに釣れるか釣れないかは腕の差、場所などいろんな要素あるけど。。。

結局、自分は朝の２本だけ、イカヅノ大佐５本、たけちゃん、重兄３本、成兄２本、Ｋさん１本で11時早上がり終了。
船長の判断で今日はもうだめだと、釣れても釣れなくてもはや上がりの美喜丸です（笑。

余談ですがテレビでおなじみの永井さんが横の船で釣りしてました。情報を入れてくれた船です。