■FISHING REPORT 10月3日 ハゼ釣りなんて、などバカにする事勿れ

会社のおもむろとハゼ釣りに出かけた。きっかけは取引き先の人が多摩川で結構数を釣ったとの情報に興味を持ったし、おもむろも金沢八景などでハゼ釣りを楽しんだ経験があったからだ。まず情報どおり多摩川の大師橋の下に行くも、ポイントがわからず竿も出さずに退散。近くの餌屋さんに情報と餌を求め車で右往左往。やっと見つけた餌屋さんで扇島の船着き場で竿を出している人が多いとの情報を得た。早速お礼を言ってポイントに向かう。

場所は日本冶金と日本ゼオンの工場の近くの小さな波止場にある、これまたもっと小さな船着き場だ。経験も土地勘もない釣り、まずは情報集めである。ベテラン臭いおじいさんの隣に陣を取り、いろいろ情報を聞き出す。釣れるときは100尾は釣れるそうで、今日は調子が悪いとのこと、ハゼが餌を奪い合うようなときが最高と水の中を指差しながら説明してくれたりする。まずは実践と竿を出すと1尾、1尾と釣れてくる。おじいさんはあまり釣れないので少し悪い気がしたが、構わず釣るとそのうち帰ってしまわれた。

釣っているうちにだんだんわかってきたことだが、ハゼも群れているということだ。1尾釣れると、同じ場所でもう1尾釣れる。そのチャンスを逃さず釣りきってしまうことが大切なようだ。食欲旺盛なハゼはあまりフィッシングプレッシャーとは無縁なようだ。魚がいれば食ってくるという感じ。

秘策としてはタックルがルアーロッドだったので波止場の足元にえぐれている部分があり、むこうから手前にキャストすると高確率で良型のハゼが釣れてきた。
水深が50cmくらいの底が見えるような場所の方がハゼには居心地が良いらしく、そういう場所に重点的に何本もいやらしく仕掛けを入れる。そんなこんなで缶ビール片手に夕方まで粘ったのだが、2人で40尾の貧果に終わる。この釣りなかなか奥が深いぞと感じ、次なる挑戦を心に決める。それに、久久の手軽な釣りがなんとなく懐かしく、子どもの頃を思い出した。ハゼはから揚げで美味しくいただいた。ほとんど子供に食われたが・・・・・。


Back