■FISHING REPORT 10月16日 釣果に満足遠征釣り


何種類の魚を釣ったのであろうか?キス、メゴチ、マゴチ、イワシ、アジ、シャコ、キタマクラ、ヒメジ、ネンブツダイ、ハナダイ、メッキ、メジナ、名も知らぬ魚、数種類。2年前に訪れた事のある西伊豆の宇久須港の船着き場は今年も私たちの期待にこたえてくれた。車で3時間はかかろうという遠征なのだが、遠征しても釣れるという確信あっての釣行だ。メンバーはおもむろとたかのさんと私の3人。今回は気合いを入れて(?)一升瓶持参で挑んだ。朝荷物運びをしていると港内でイワシのナブラが出た。それも2mくらいの目の前でだ。そのナブラはあちこちで激しくなり賑やかである。地元漁師が言うにはソーダガツオの群れが寄ってきているソーダ。地元釣り師達は私たちとは少し離れた場所で35cmクラスのをカゴ釣りで上げていた。

さて、朝はまずのんびりとカニ網から投げ入れた。2年前、ワタリガニを10匹ほど上げただろうか?魚が釣れなくても味噌汁の具にと思って、前日ダイエーのタイムサービスで買った100円の小アジをつけて2個仕掛けを沈めたのである。これはほっとくだけでらくちんでいい。次に投げ竿を用意しこれも2本投げ入れる。その次にサビキをセットして、それからルアーの準備をする。投げ釣りの方はほぼ入れ掛かりだ。何かしら釣れてくる。180度投げられるがキスは大体決まった方向で釣れたので集中的に投げ込んでいく。置き竿でやったのでメゴチもキスと同じくらい釣れるが忙しいくらいに釣れた。

朝一、ルアーでマゴチを狙うも全くアタリがないのであきらめた。メッキもルアーを追っては来るものの魚が小さすぎて掛からない。それと例のナブラ、相変わらずうるさいのでメタルジグ、弓角を投げるがイワシに夢中で相手にされない。本物魅力には勝てなさそうだ。

一番期待していなかったサビキはかなり日も昇ってから本腰を入れたのだが、ネンブツダイ、メジナの嵐。しかし少し沖目を流すと15cmくらいのアジが3匹釣れた。たかのさんも1匹釣れた。数は少ないが貴重な獲物だ。疲れるとすぐ酒を飲む。そしてまた釣る。そのうち眠くなってくるも魚が寝かせてくれない。キスも良型ばかりでありがたい。メゴチだってさばき方を完全マスターしたので歓迎すべき客だ。

そのうち日も暮れてきたので仕事にかかる。マゴチタイムである。バスロッドにエコギアのグラスミノーピンクをジグヘッドリグでセットし漁船の周りをシェイキングで狙っていく。すると一発でアタリ!すかさず合わせると痛恨のラインブレイク。くぅー!リグりなおして同じ場所にキャスト。今度も一発で食わした。小さいので引きはそれほど強くないが4ポンドラインなので慎重に上げる。なんせ奴等の口はギザギザだからね。25cmほどのサイズだが楽しめた。たかのさんに見せるとほんと驚いておられた。ルアーで釣った魚を釣った事のないTさんの心を少しでも動かしたであろうか?。そのたかのさん、夕方暗くなってイワシが入れ掛かりとなる。結局キス、 メゴチ各40匹くらいその他色々、150匹くらい釣ったのではないか?やっぱり釣りは釣れるところでやるのが一番だね。へたくそも釣れるそんな場所。このポイントはそんな場所だ。ヒラメの大物もいるらしい。ところで朝一番のカニ網、これはボウズだったのだ。


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