家族で初めてバーベキューへ行った。両親と妹、妻と子どもと私。なぜ今まで行かなかったのかわからないが、釣りもできるところということで、相模川の河口に行ってみた。
相模川は昔から落ちハゼの好ポイントと知られているが、近年めっきり釣れなくなり、貸しボート屋さんも店じまい状態らしい。そんな話を餌屋さんで聞くも、バーベキューが目的なので一向に気にしない。５００円のジャリメを２パックと鯉の配合餌を購入し、対象魚の定まらぬ釣りへと向かった。釣り場に着くと早速缶ビールである。それからやっと仕掛け作りに入る。１本竿を投げ込んではまた仕掛けを作る。そんな具合で５本くらい投げ込んでまた缶ビールだ。当日は日焼けするくらいに陽気が良く酒も回って釣れなくてもいいやという気になってくる。たまに釣れてくるのはフグやヒイラギ、名前も分からない魚。それを水溜まりに入れて子どものオモチャにしてやる。周りでは大きいハゼを数匹釣ったおじさんが何人かいたり、サビキでボラを釣る人がいたりで、あまり釣れていない。
相模川のハゼは東京湾のに比べるとかなり大きい。こういうのが数釣れるといいのにと本当に思う。私も一尾だけ釣らしてもらう。夜の鍋の中に放り込まれ親父の腹に収まった。平塚の餌屋さんのジャリメ、量が多くて使い切れなかった。ワンパック残してしまい帰路に着いた。目的のない釣りもなんとなくいいものだなと実感。のんびり過ごせました。