■FISHING REPORT 11月20日 五目釣りもみじめになる。


妻の実家に行ったおり義父が釣りに行きたいという事もあり茨城県は鹿島港にある鹿島魚釣り園に行ってきた。ここは茨城県が管理する県営の釣り場で防波堤を釣りがしやすいように整備したものである。ごみ箱がいくつも設置され釣り場を汚さないように、また使ったオキアミは水で流してきれいにするよう呼びかけた看板なども見られる。管理事務所にはトイレや喫茶室などもあり、簡単な釣り具や餌の販売もしている。貸し竿もあるので手ぶらで行ったときなど利用するとよいだろう。

さて釣りの方だが投げ釣りを2本まず入れた。ターゲットはキスとメゴチ、といきたいところだがあまり期待していない。それからカニ網をタコ糸で海に沈めた。鹿島ではヒラツメガニ(通称Hカニ:甲羅にHの模様)がいるので味噌汁の具にでもと狙いをつけたのだ。それからトリック仕掛けというのをはじめて試してみた。周囲で木っ端メジナと戯れる人が多いので真似してやってみたのだ。全部の仕掛けを準備したころに最初に投げた竿が気になるのだが、まずは『プシュー』とビールでしょう。天気はそれほど良くないものの強めの風に吹かれていい気分だ。

義父が私の道具の手際の良さに感心していた。だって俺、釣り場に行ってからガイドに糸を通したりしないもん。セットはすでにされていて仕掛けのスナップをつけて餌をつけるだけ。そのへんはぬかりないよ。夜釣りのときなんかも暗いのに不自由しなくていいしね。

お腹も酒が染みたので巻き上げてみるとなんか釣れてる重さだ。まずはメゴチ、次の竿は?ちょっとした抵抗感。おーイイダコだ。これは美味しい獲物が釣れたと喜ぶ。しばらくするとキスが釣れたがハリガカリが浅いのかポロリと落ちた。そんな事が2回もあって悔しかったが3度目の正直でメゴチとキスの一荷で釣れた。その時に義父の仕掛けも引きずってきてしまってカワハギもゲット。そんな感じで飽きずにポツポツと夕方まで釣れたのだ。

楽しく釣っていた我々の前に1漕のプレジャーボートが来た。投げ釣りでちょっと投げれば当たる30mくらいのところにだ。私を含めて釣り場の人達はぶつぶつ言っていた。マナーのない連中に天罰をと思っていたら連中60cm級のヒラメを釣り上げた。何ともいえない気分だ。私の後ろで釣っていた老夫婦は朝からずっとアジを餌にヒラメを狙っていた。夕方の4時くらいであったかおじさんの竿が絞り込まれ、奥さんがタモですくえないので奥さんが竿を持ちおじさんがすくってあがってきたのは、これまた立派な50cm級ヒラメ。 おそるべし鹿島。やはりヒラメ釣りのメッカ。侮れないな。

本日の釣りの友

マグナムドライ350cc:1
ジンジャーエール焼酎350cc:1
ツーカップ200cc:2(これ笑える。ワンカップのパクリで胸の大きい水着の外人のラベルが張ってある)


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