■FISHING REPORT 11月24日 日々勉強、新鮮な感覚、そして苦悩。


今年の冬の二大ターゲットとして修行を決め込んだマダイとアオリイカ。マダイ修行の方で会社のカモタニさんと萬司郎丸から出船。右舷左舷各6名づつの釣り師を乗せて前日僚船が小型ながらも江ノ島沖でトップ13枚の爆釣という情報で城ケ島沖を捨て北村船長は進路を西へ取り烏帽子岩東の40Mに急行した。

ポイントに着くと茅ヶ崎の一俊丸、まごうの丸、沖衛門丸と湘南チームが集合。各船激しく竿をしならせているようだ。アベレージは3〜500gのマダイ。しかし本船は数人が釣り上げたのみで良い時間は終わってしまったのか?茅ヶ崎組は平塚沖へ。開始一時間ぐらい経った頃、私にもクククッと小さなアタリ、合わせを食らわしてみたが、おやっ?抜けたかと思わせるような軽い乗り。抵抗感も無く300gを抜き上げた。一応ボウズ無しという事でほっとする。続いて竿を横に引っ手繰るようなアタリ、引き味も良く期待させたがカイワリ、これは生まれて初めて釣った。結構な引きに驚かされるとともに脱力感。甘くはないなあという感じ。私の左の方はカンパチや良型のアジなども釣り上げ好調。大艫の御老人は短い和竿を操り着着とマダイをあげていく。

船長は少し沖に船を進めて68Mライン、ここでは外道のガンゾウビラメ、マイワシが釣れた。ガンゾウが釣れるという事は下は砂地か?アマダイのポイント?潮止まりの時間帯なので倦怠感のが体を襲う。それを察してか船長進路を東へ鎌倉沖、ここでは頻繁なアタリ、しかしこれが名物サバフグの嵐か?こんなに食らったのは初めての経験。道糸を切られる最悪は回避できたが、底だろうが中層だろうがどこでもいるんですねえ。左のおじさんは余裕で釣ってさばいてクーラーの中に入れていたですねえ。

そんなこんなで沖上がりの2時となりまして、中乗りさんが釣果を聞いてまわりましたが、カモタニさんだけがボウズの様子、ここから萬司郎名物延長戦であります。釣りの好きな方にはとことん釣ってもらう萬司郎の意気込みに応えてか、カモタニさん、300gゲットーーーー。良かったじゃん、と中乗りさんにも祝福される。カモタニさんはベテランなれど本日は電動の不調など下がり目だっただけに良かったでした。私にもアタリ、今度は少し手応えがありそう。引きもなかなかでござんす。ビシをとってハリスを手繰ると赤いぞ!!!ヨッシャー!そしてなおハリスを手繰るとん??長い???エーーー??なんじゃこりゃ、これまでに釣った事のないほど大きなアカタチでございました。残念無念。その後、カマスを釣って3時納竿。

当日は12人で21枚とボウズ無し、型は小型でしたが良い方であったのでしょう。1Kg以上は船中2尾。ウネリがあったものの海上は凪、陽気も良く、良かったとしなければいけないかな?

沖上がり後、良いものを見ました。萬司郎丸と肩を並べる船宿、島きち丸の中乗りさんが港でゴミの分別をやっていました。それは缶やビン、ペットボトルの仕分けだけでなく、ペットボトルの商標フィルムまではがしての分別。私たち釣り人もここまでやらなくちゃならない日が来るのでしょうね。船数も多く人気のある島きち丸、さすがと 思いました。

タイはですねえ。タイ飯にしましたよ。妻が少し焦がしてしまったのですが美味しかったです。カマスの塩焼きは最高でしたね。カマス専門船も出ていて烏帽子沖130Mですが入れ食いのようですね。まだまだナイスサイズのマダイには会えないようです。ただボウズは食らってないという事に望みはかけてます。