■FISHING REPORT 11月24日 松輪瀬のジェームス・ブラウン 基本タックル


♪ ゲロッパ! まだまだ吐ける〜  ゲロッパ! もっともっと!

♪ ゲロッパ! まだまだ足りない〜 ゲロッパ! 嘔吐の機械

嘔吐機械(AUTO MACHINE)状態になるのに時間は掛からずの北風強風の松輪瀬、左舷ミヨシからイカヅノ大佐、ちょろ松さん、右舷ミヨシから相模庵、おもむろ、司祭様。
出船早々、司祭様が顔をゆがめます。ポイントに着いて釣り開始するや否や「ゲロッパー1号逝きます、うげげ〜!」、ミヨシの私も上下動の激しさに気分が悪くなります。ところが「うっ、ぷぷぷ、ドバッー!」、おっと今度はおもむろ、ゲロッパー2号です。

魚は釣れません、時折釣れるヒメやらなにやら餌取りの多さにうんざりします。 そしてそのときはすぐに来ました。「うぷっ!うげ〜げげげ!」ついに吐きましたゲロッパー3号、朝に食べたおにぎりが!、北風がものすごいのでゲロが海に落ちずに自らのほっぺたにまわり、汚れます。顔が臭くなりました。右舷揃い踏みで右舷ゲロッパーズ結成の瞬間です!。

吐いても釣りを止めないのもゲロッパーズ、2度3度と襲う嘔吐感、そして寒さ、どうしてこんなにしてまで釣りを続けなくてはならないのか?。
左舷のちょろ松さんがそれらしきアタリを捉え、釣り上げたのは1キロ弱のイシダイ、おもむろも小さいイシダイを釣り上げます。釣り上げると気持ち悪くなって続けてすぐ釣りをするのは辛そうです。司祭様とイカヅノ大佐にはカワハギが。こんなのがいたら餌がすぐなくなっちゃうわけです。

相模庵にも待望のアタリ、やりとりしてると結構引きます。良い型のようです。底へ底へと突っ込むのはマダイか?はたまた良型のイシダイか?。すごく重量感があり、それでいて俊敏な引き、期待も高まります。巻き上げている時間だけは船酔いが止まっているから不思議、集中力なんでしょうか?。
やっとのことで海面まで、途端に力が抜けました。座り込んじゃいました。なんと釣れたのはウスバハギ。。。努力と獲物の段差に緊張感が切れ、そのうちまた嘔吐感が。「うげっ〜!」今度は水分の無いゲロです。吐くのが苦しい。

強いのは風と波だけでは無かったです。潮の流れも強烈。船を立てていられなくて1ビシのみの勝負が続きます。船を回しかえるたびに船が不安定になりまたもや嘔吐。最後に黄色いものが飛び出ます。日頃の行いの悪さをつかさどる悪霊が苦し紛れに出たような、そして胃袋をひっくり返したような筋肉痛?。

最後の流しではやや潮が緩んできたんですが小物狙いとの意識が皆にあり、おもむろがイナダ、司祭様がイシダイなどを釣り上げました。
ちょろ松さんが大きく竿を曲げ、やりとりしていたんですが惜しくもラインブレイク、大ダイだったようですがアウト、相模庵にも船長ラストコールのあとに最後と思い入れた1投にきれいに竿が突っ込んできました。しばらく様子を見ながらでしたが一気に10メートルほどラインを引き出されプッツン、力が2度抜けました。ワラサだったでしょうが油断大敵という奴です。

今回は皆散々でしたね。松輪で10キロ吐きました(笑)、大波なのに缶ビール5本も飲んだイカヅノ大佐には天罰が下ってカワハギだけでした。ウスバハギはさつまあげに化けてもらいました。