■FISHING REPORT 11月25日 不完全燃焼〜 基本タックル


剣崎で1週間前までバカバカとマダイが釣れていた。
釣行日前日になって不調との声。釣りなんてそういうものだ。
どうもめぐり合わせが良くないことが多い。原因は後からでもついてくる、水温が下がったと。「この世の常」みたいなあきらめも頭をもたげてくる。

NIGHT'Sさん、単身赴任決定、壮行釣行も兼ねて来てもらった。
いい釣りをしてもらえるだろうか?。

船長は釣れてない時は2本針の短いハリスでとアドバイスくれる。この日も朝からこれだ。
こういうときはイサキやイシダイがメインターゲットになってくる。マダイは運良ければってこと。
釣り開始、なんだか魚がまわってこない。マルソーダやウマヅラハギの応酬。ウマヅラハギを専門に釣る人(笑)もいて飽きないがこちらにはあたりなし。
水深50メートルからのかけあがりに来るとやっとイサキが食ってきてくれた。一荷を含めて数尾ゲット。同船者もそれぞれに手にしたようだ。
なにも釣れないよりはとお土産のなったイサキだが、これが思いのほかウマかったのである。

NIGHT'Sさんもソーダカツオばっかり釣れてクーラーに放り込んでいたがようやく中型のイシダイを手にして良かったのである。しかしまた沈黙。

天気は良くて風もなし絶好の釣り日和で竿先も動かないってよくあること。こういうときに酒飲んでまったりしている静寂に、ズドーンと当たりのもまたよくあること。右舷ミヨシのイカヅノ大佐、ずいぶんやり取りするも4号ハリスを切られる。ん?、ワラサ?。
私も釣れないなあと電動リールを巻き上げた瞬間竿が突っ込む。あわわわわとラインを出したら、これが止まらない止まらない。40メートルほどラインを引きずり出されてプッツリと切れた3号ハリス、ズタズタにされて根ずれである。
悔しいので8号ハリスにしたらアタリマッタクなし。

今度はNIGHT'Sさん、これは明らかにマダイの引きと思われる、しかも型が良さそうだ。ゆっくりじっくりやり取りするように周りでみな応援。ドラグも出していくし2〜3キロはありそう?。ずいぶん時間をかけたが瞬間の走りでプッツリハリス切れ。残念。初マダイは持越しってことで。

お昼近くなって私にチョコンと当たり、もうロッドキーパーに竿を置いたままスイッチオン、釣趣なく上がってきた鯛めしサイズのマダイ、一応本命。なんだかなぁ〜。
また釣れないタイム突入で眠いし、いつものように「もうあがろうよ」視線がどこからともなく(笑。さあ次回は年末だ。