■FISHING REPORT 12月1日 究極のアオリスト目指してパート5。


仕事を終えて帰宅後即出発。国道134号をいつものように西へ向かう。西湘大橋を渡ると相模川にはいくつもの光やたいまつが見えた。ああ今日は12月1日か・・・。早いものだな。今年ももう終わりだな。この日は毎年そうめんこ(シラスウナギ)漁の解禁日だ。自分のアオリイカにもかすかな光が見えればいいなと祈りつつ一路網代港へ。

到着してみれば先客が3人いる。前回ほどでないにしろ風はやや強く釣りづらい。藻場を集中的に狙ってみたり、アクションを変えてみたり。が、一向に生命感が竿先から伝わってこない。

暗闇に目を凝らすと白い座布団のようなものが流れてくる。こちらに近づいてきたので覗き込むとなんとそれはマンボウの死骸。マンボウのはらわたは最高の珍味として漁師にもてはやされるのでマンボウははらわただけ抜かれて海に捨てられるのだという、というのを盛川宏さんの本で読んだ事がある。このまんぼうも哀れかなその運命に。

釣りの方だが全く話にならない。タコさへも食いつかない様子。先客の3人も帰ってしまい、一人ぼっちで気味が悪い。闇夜の漁港は匂いもきつく老人漁師が後ろを通ればビックリしてしまう。午前2時で退散。帰りは眠いのでバイパスのPAで3時間ほど眠った。あーあ、いつになったら釣れるのやら。