■FISHING REPORT 12月5日 アジ最悪な気象条件


いつもお世話になっている江ノ島萬司郎丸よりアジ・サバを狙いで出船した。今回は沖釣りは生まれて初めてという会社の後輩のNARIと同行。このNARI、船酔いする可能性が大との前情報があったが、強風雨のなか見事酔わずに一日過ごせた。まずはオメデトウである。

当日は天気予報では高確率で雨が降るとのことで、シビアな釣りが予想されたが全くそのとおりの結果となった。朝一は江ノ島沖の110mを攻めた。1投目からアタリがあるも釣れてくるのはシロムツばかり。この魚おいしいということなのでクーラーにしっかり収めた。しばらくすると待望のアジのアタリがあり良型の25〜30cmを釣るが後が続かない。 おまけにサバもぜんぜん食わずおみやげができない。どのくらいサバが釣れないかというと、なんと私はこの日一日1組の仕掛けしか使わなかったのである。通常はサバの猛攻に遭遇し仕掛けがグチャグチャにされるので10組近く使うことも多い。その回避策として餌をつけないカラバリや蛍光玉をはずす処置を施すのだが、逆にこの日は蛍光玉をつけていた人はサバをある程度確保して良い結果となったようだ。

12時くらいから強い風とともに寒気が厳しくなり、海水がまだ18度くらいあることから海上は湯気が立ち上り温泉状態!。視界も悪くなっていったので船長の判断で12時半に早上がりとなった。結果は良型アジ4尾、サバ3尾、シロムツ5尾。N君はアジ6尾、サバ1尾、シロムツ5尾であった。

帰港後、いつものように釣れないのでおみやげをもらう。今回はシラスを1パックでとてもありがたかった。萬司郎丸は船上でオマツリしたときなんかでもすぐに飛んできてくれるし、釣れないときはおみやげありで相模湾の船宿の中では良いサービスをしてくれる。家にNARIも寄ってもらいアジのたたき、刺し身、サバの味噌煮、塩焼き、シロムツは煮ていただいた。特にシロムツは最高であった。例年この時期に春までの魚を貯蔵しようとアジ釣りに出かけアジの開きを大量に作るのだが今年はその野望もかなわなかった。1月頃に復讐戦といきたい。


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