■FISHING REPORT 12月9日 当サイト初の船上オフ会!


前の晩眠れなかった。乗合船でオフ会やったら混んだらどうしよう。そんな不安を胸に葉山へ向かう。お店の前で待っているとよしさんが登場、おもむろの写真を見てすぐ分かったという。ほどなくやまやさん、皆初対面でいささか緊張気味か?左舷一列に席を確保して船に乗り込めば左舷は大艫もの年配氏を除けば我々のみで安堵する。よしさんの小学生の息子さんと中学生の娘さんの参加で合計6人、にわかにアットホームなオフ会となった。

海上は湖面のような凪、大潮ではあるが潮がかなり澄んでいる。航程10分のポイントは水深26Mのタイ場、さあ6人中4人はウィリー初体験で手取り足取り指導、といっても指導する方もにわか仕込み。それでもなんとか形になって期待を胸にしゃくる6人、しかし船中音沙汰無しで移動を繰り返した。まずやまやさんがマアジを上げた。続いてマアジとクロムツのダブル、よしさんにもクロムツが来て少し焦る。相模庵とおもむろはアタリも無し。おもむろはシャクリのタイミングがつかめず道糸が緩んでいる。そして1時間もしないうちに船長お土産釣りを告げる。水深50Mにマルアジの反応があって、コマセに魚がついた。これにはいささか釣れないで飽きてきていた子供たちも喜んだようだ。アタリがあると少しづつ巻きながら2、3尾目の乗りを待つと入れ食いの様相。相模庵には強烈な走りが襲い、大サバを釣り上げた瞬間、『うまそ〜』と口から漏れる。中乗りさんが飛んで出てきて脂が乗っててうまいよ、と言ったのはポイ捨てするアングラーが多いのか?。表層にオモムロアジが回り仕掛けが降りなくなるまでマルアジ、サバをクーラーに詰め込んだ。

お土産が出来ると船は大きく西へ移動烏帽子沖の70Mで釣り開始。秀吉丸の船長、本当にじれったいほどスピードを出さない。若いが変わっている。相模庵は深いので長竿にチェンジ、電動リールで楽チン。このタイ場ではかなりねばったがウィリー組み含め音沙汰無し。潮も完全に止まった感じでポカポカ陽気で酒もすすむ時間となる。相模庵といえばアカボラ2匹だけ。やまやさんはガンゾウビラメ、むむ???ここはタイ場ではなくアマダイ場かと疑いたくなるような釣果。

お昼を過ぎて葉山沖40Mを攻めると魚探に反応。潮もかなり速く流れていて期待は出来そうである。相模庵もシャクリに持ち替えて釣るとジャンボマルアジが入れ食いとなった。右舷ではクロダイも釣れ、ハナダイ、マダイを予感させる。シャクリを激しくするように変えると相模庵に待望のハナダイ、手のひらサイズだが・・・・。スレ掛かった1尾。ムフフ、これも戦略のうちじゃ。なんせ今日はタイ五目に来ているんだからな。シャクリを身につけてきたミヨシのおもむろにもハナダイ、そしてもう一枚追加。うんうんそれでいい、それでこそ相模庵の弟子というもの。サバの猛攻があった2時過ぎ沖上がりとなった。

今回初めて船上でオフ会をやったがとても楽しかった。やまやさんには道具の支度や子供たちの面倒を良く見ていただき本当に感謝しています。よしさんは子どもの面倒を見ながら結構熱中して釣っていたみたい。二人の子供たちは眠くなったのかたくさん釣れて満足したのか寝ていましたが良く頑張りました。おもむろが船酔いしなかった(アネロンニスキャップは効くのか?)は初めての事、彼も良い釣りとなったでしょう。皆さんありがとうございました。

後日、釣果情報を見るとおもむろが竿頭だったらしい。そのことを本人に告げると『初心者の俺が竿頭ならこの釣りもたいしたこと無い』などとほざいておりました。そのうち御仕置きしようと思います。