■FISHING REPORT 12月14日 名人級の技


司祭様、ちょろ松さん、イカヅノ大佐に腰越I丸の常連の成さん、角さんと模庵の布陣。今年3回目の松輪美喜丸である。
いままで良い思いをさせてもらった美喜丸で今年は1枚も釣れていない相模庵、今回はどうなるの?。

最初のポイントではイナダが当たってきました。とはいっても単発で相模庵は1本だけ確保。その後40メートルラインを執拗に攻め続けるも潮が早いのもあり沈黙。

ちょこんと竿がお辞儀して合わせたらすっぽ抜け、巻いてくるとと繊細な重みが竿先に伝わる。ハリスを手繰ってみれば白い物体が針に刺さっている。
「あっ〜!!!!!!!!」っと心中で叫び脱力、タイノエだ〜。
タイノエ・・・・。マダイやマルアジの口中上顎部に貼りつくように寄生している三葉虫みたいなやつ、「にっくきパラサイト!」
ってことはマダイの口の中に俺の針は入ったってことじゃん(怒)さらに頭にくる。

昼過ぎまで船中まったりモード、口火を切ったのはイカヅノ大佐だった。本人マダイだか疑心暗鬼だったようだが小型ながらも貴重な1枚を釣り上げた。たった1枚釣っただけで上機嫌のイカヅノ大佐、口うるさい。こういう人に釣らせると1週間はうるさいので注意が必要だ。

さらに相模庵のオキアミがスパッと頭を切られて上がり、すわ時合いと感じたが、当たったのは裏の司祭様だった。
やり取りの状況からして良型のようだ。慎重にやり取りして上がったのは2.2キロのマダイ。
司祭様が言うにハリスを2号まで落としての獲物、すごいの一言であり、俺には絶対真似できない。

しかし、その後はバラシなどあったが、マダイが船内に取り込まれることは無かった。余談だがあまりにもの釣れなさにミヨシの相模庵を中心とした居酒屋「みよし」が繁盛して日本酒やらなにやら大評判だったのである。寒いときは日本酒があったまるからこれもしょうがないのである。

針にタイノエ刺さる(涙

格闘する司祭様!。

司祭様麗しいお姿。

この日から自慢話で大威張り。