■FISHING REPORT 12月14日 サラリーマンどう思う? 基本タックル


ここを御覧いただいている方々のほとんどがサラリーマンだと思うんですが、
そんな方にも少し関係があることを書いてみます。
実は、私は今の会社に入ってズル休みを一度もしたことがありません。
前の日に飲み過ぎて、翌日なって「あ〜頭いたい、風邪って言って休んじゃえ」とかやったことがありません。
当日の朝に上司に電話するのが嫌なんです。

もっと言えば病気で会社を休んだことがありません。
「ん?なんか調子悪いな。37.5度ある、休んじゃえ」
そんなこともしたことないのです。熱が39度あっても会社に行きましたから。

普通、会社を休みますと部下やアシスタントとかがいて、簡単な仕事はやってくれたりなんかしてフォローする仕組みになっていると思います。それが企業の組織というものです。
あるいは仕事の内容によっては1〜2日くらい休んでもOK牧場な方もいるでしょう。
しかし私の仕事でいいますと川の流れのように絶え間なく、しかも急流で仕事が流れてくるものですから、会社を休めばダムにたまった貯水、しかも部下とかいないので会社の業務が止まるといっても過言ではありません。
常に血液のように流れていないといけない因果な業務内容でして。
うちのような弱小不景気企業ではリストラの影響で減員、一人一殺的部門が結構あって、まあ専門職というかいわば職人芸です。

そんなわけで滅多に会社を休むことはしません。結婚式、葬式、船舶免許の書き換えくらいでしょうか?。運転免許の書き換えで会社を休む輩がいますがそんなことはしません。神奈川なら二俣川の免許センターに行けば日曜日に書き換えできるわけですから。

10年前にバストーナメントに参戦していた時代に「この日は釣りで休みます」と前もって申告して休んだことが何回かありました。
今回はそれ以来の有給休暇釣りです。2週間前には上司に休む旨の書類を出し、判子を押してもらいました。

今回は振り替え休日を取った会社の同僚おもむろと一緒です。第2第4火曜日は5000円で乗船できる片瀬の萬司郎丸から。
このサービスデイにあわせて休みを取ったのです。もし時化だったらどうなっていたんでしょう(笑。用が無くなったので会社に来ましたとか言って出社していたかも。

この日は亀城根の近辺で真鯛を狙いながら本命はイナダ、しかしイナダは回遊の反応が出たら狙うということで。
まだ水温が高いのかサバの猛攻、自分はオマツリは少ないほうだけどそこはサービスデイで乗船客多数、結構仕掛けを切りました。
平日なので明らかに定年退職された年配(年金で釣り?)が多く、オマツリほどきにも出かけないといけません。

船長、早々にあきらめ鎌倉沖へ。鎌倉はややタナは高めのほうが実績があるので少し上へ持ちます。
しかし鎌倉沖もサバが多くてオマツリ続発、3つ4つ絡んだ仕掛けを率先して解き、最後に自分の仕掛けを回収すると300gくらいのハナダイが食っていました。タナを高く持って正解です。

しかし、あたりは程遠く、天気最高、べた凪だけが救い。大量に持ち込んだ酎類を次々にやっつけます。
人が働いているときに休んで飲んで釣りするのは複雑な気分です。
酒を飲んでいると時間が流れるのが早いですがそれは船上でも同じ、あっという間に昼前に。釣れないとやばいなぁー。

船長がまた亀城に戻って流します。ここでなんとおもむろに真鯛が釣れました。後検498gの真鯛。本人曰く、まともなのは初めてだったとか。良かったね。正月のタイ。

昼過ぎから中層で特大ヒラソーダが廻りはじめ、3号ハリスをプチプチ切っていきます。やはり水温が真鯛向きじゃない。
なんとか数本取ったのですが2キロ近いものもあり体高がすごいです。こんなのはじめて見ました。
当然オマツリも続発するわけですが、これは真鯛より嬉しいお土産になりました。

このヒラソーダの漬けが最高に脂が乗り、うまくできました。漬けには関西の濃い口醤油が最高ですね。関東で売ってるやつは濃い口でも濃くないので取り寄せたほうがいいです。ドロドロと粘性の高いやつ。
そうそう、翌日会社に行ったら「相模庵さんがいないと会社が止まっちゃうよ」と言ってくれた営業の人がいました。そう言ってもらえるとまた休まずに会社に行こうかという気にもなります。
でも、これからはときどき休んでリフレッシュしようかな?(笑。春のノッコミシーズンは閑散期なんで許される?(爆!。