■FISHING REPORT 12月19日 ア〜マダイは釣れるね。


昨年も参加した平塚・庄三郎丸アマダイ釣り大会に今年も参加してきた。当大会は1尾あたりの最長寸で競技を争うので運にも左右されるが逆に誰にでもチャンスがあるといえるし、豪華な商品を手にする事も出来る。参加賞もカレンダー、ホカロン、メジャーなどもらえる。ルール・表彰は船の一番が船の代表として総合順位を争う仕組みだ。船が7隻なので7人がノミネートされ、順位が付けられる。各船の二番手以下は船別入賞として15位までが表彰される。他には最多釣数者が表彰対象とされた。

153人の釣り師を乗せ朝7時半スタート、相模川沖の80Mをまず攻める。仕掛けはオモリ60号、ハリス3号、2.5M2本ハリ。餌はオキアミでコマセ無し。私の釣り座は抽選で右舷ミヨシから2番目だ。ミヨシが欲しかったが残念だ。アマダイはコマセが無いのでそれほど影響はないと思っていたがそれは間違っていたことが最後に分かる。釣り始め30分くらいは誰にも釣れない。ガンゾウビラメ、アカボラなどが上がるのみだ。ちょうど干潮時にあたっており潮が動いてない事が予想された。船中一号は右舷で上がった。何とそれは私だ。オモリ着底後と同時に食っていたためにはじめはアタリがわからなかったが、巻き上げるとタイ特有の3段引きが我が竿に伝わってくる。あと10Mくらいのところで隣人のソーダガツヲが道糸に絡まりピンチとなるが、何とか抜き上げた。釣り上げると計測だがその前に写真を撮らせろという。ポーズを色々注文付けられ、うるさい親父だなと思っていたが後で聞くと釣り人社の記者だったらしい。もしかすると雑誌に相模庵の写真が載るかもしれない。計測の結果は36センチ、去年船別3位入賞したサイズと同サイズだが安心は出来ない。けれども事前情報では今年は型が格段にいい。

幸先いいスタートとなれば気分が良くなるというもの。一所懸命に誘いを入れつづける。実はこの日、子供の誕生日で気合十分、とりあえず一安心だが更に上を狙いたい。しばらくすると中乗りさんが私と同サイズのアマダイが上がったからジャンケンしてくれといわれた。去年も似たような事があったのだが、相手の初老の方、結構寒かったので手がかじかんでグーをだすだろうと予想してパーを出したら負けてしまった。このジャンケンが後の分かれ目になるとは・・・・・・。まあ36センチでは勝負にならないと初めから思っていたので割り切りは早い。

しばらくして釣れてきたのは『こんなのあり〜???オーベイビーアマダーイ』といった具会な10センチくらいの獲物、他にはカナガシラ、アカボラ、ヒメジ、ユメカサゴが良く釣れる。 オニカサゴの良型をゲットする人もいるが、全体的には不調だ。しかし右舷胴の間で47センチの大型アマダイが釣れると船内に歓声が上がった。数量的には右舷左舷のミヨシの2名が4尾でトップ。私の隣の右舷ミヨシはアマダイ初挑戦。誘いもかけず置き竿、餌のオキアミの付け方も丸まって真っ直ぐ伸びてない。それでも釣れてしまう要因は何?コマセのない釣りでも北風上げ潮はミヨシが良いのか??悩みが多くなった。私は水深90Mでハナダイをゲットした。こんな深い所にもいるのかとビックリ。ただ子供の祝いにはなるのでニッコリ。しかし私は大型の本命はついぞ釣れなかった。

表彰式では総合優勝は49センチを釣った方。頭の大きさといい化け物のようだった。総合2位は我らが第17庄三郎丸の47センチを釣った方。総合6位は36センチ7位は35.5センチと小型。船によっては大型が釣れない船があるという事だ。我らが船長は比較的深場を攻めたので大型が釣れたのだと思う。私の成績は船別で乗船者27人中6位、フィッシンググローブをいただいた。さて5位の商品だがオーブントースターであった。それを知るとジャンケンで負けたのが非常に悔やまれる。最多釣果数は5匹釣った方が優勝。非常に厳しい状況であったのか?人が多すぎたのか?ボウズも多発したようだ。庄三郎丸は1/9にもキス釣り大会を行うそうだ。商品も良いので皆さんも参加してはいかが?

本日の釣りの友

熱燗をポットに入れ持参


Back